
投稿日:2025年12月12日
地域が誇る銘菓やブランド牛、旬の農産物や水産物、店舗や旅行で便利に使用できる電子ポイントなど、ふるさと納税には、バラエティに富んだ返礼品が揃っています。
ふるさと納税の楽しみは、返礼品を選び、受け取ることだけではありません。
縁(ゆかり)のある地方自治体や、お世話になった思い入れのある自治体などへの寄附金の使い道を選ぶことで、自身の寄附金が町や村に与える影響を知ることも一つの醍醐味となるでしょう。
ふるさと納税バイブルでは、返礼品が目的の寄附だけではなく、様々な選択肢を知ってもらうために、全国の自治体に寄附金の使い道を伺い、その想いを発信していきます。
今回ご紹介するのは、プロ野球球団・福岡ソフトバンクホークスとの連携を活かした次世代育成や、スポーツと文化が融合するまちづくりを推進している福岡県筑後市の取組です。
暮らしやすさと交通利便性が調和するまち・筑後市
筑後市は、福岡県南部に位置し、穏やかな暮らしやすさと交通の利便性が調和したまちです。
九州自動車道をはじめ、国道209号線・442号線が交差する交通網が整っており、JR鹿児島本線や九州新幹線も利用できるため、県内外へのアクセスが非常に良好です。
「柳川市・八女市・久留米市に近接する筑後市は、かつては通過されがちなまちでしたが、現在では『立ち寄りたくなるまち』への転換を目指しています」(筑後市自治体関係者・以下同)
市街地はコンパクトにまとまっており、日常の買い物や外食に便利な環境が整っています。自動車がない場合は、やや不便を感じることはありますが、道路網の整備や店舗の充実により、生活の利便性は高く、穏やかな日常を支える環境が整えられています。
筑後市は近年、ファミリー世帯による新築住宅の建設が進み、周辺の自治体に比べても人口減少のペースが緩やかです。子育て世代の移住も進んでおり、筑後市は安心して暮らせるまちとして注目を集めています。
広々とした「県営筑後広域公園」は、施設や遊具、イベントが充実しており、子どもたちの遊び場としてはもちろん、地域交流の場としても親しまれています。
このように筑後市は、優れた交通アクセスを備えながらも、穏やかな暮らしが息づくまちです。
ふるさと納税で育む「筑後市の未来」―寄附金の使い道
筑後市では、プロ野球球団・福岡ソフトバンクホークスとの連携を通じて、スポーツと文化が融合したまちづくりを進めています。
これらの取組には、ふるさと納税による寄附金が活用されており、具体的には、以下のような事業に充てられています。
ホークス誘致から始まった、地域一体の挑戦
2013年、福岡市東区の雁ノ巣球場の老朽化を受け、福岡ソフトバンクホークスは新たな2軍本拠地の公募を開始しました。これは単なる施設移転ではなく、地域との連携を重視した新たな拠点づくりを目指すものであり、全国から34の自治体が名乗りを上げる一大プロジェクトとなりました。
筑後市はこの公募に対し、「地域の活性化」と「未来への投資」というビジョンを掲げて参加。スポーツの力を通じた経済的な波及効果はもちろん、青少年の健全育成、市民の連帯感の醸成、定住人口の増加など、数字では見えにくい地域の価値も含めて、未来志向のまちづくりを構想しました。
全国的なブランドであるホークスを迎え入れることで、筑後市は知名度の向上や観光振興、地域経済の活性化を図るとともに、子どもたちが夢を描ける環境づくりや市民が誇りを持てるまちづくりを目指したのです。
「全国の34の自治体が応募する中、筑後市は福岡市・北九州市・宮若市とともに最終候補に選ばれました。福岡市や北九州市といった大都市と競い合うため、筑後七国(柳川市・八女市・筑後市・大川市・みやま市・大木町・広川町)が広域連携のもと、地域一体となって誘致活動を展開。その結果、同年12月25日、筑後市への誘致が正式に決定しました」


この誘致決定は、地域の情熱と連携の力が実を結んだ象徴的な出来事であり、筑後市がスポーツを通じて未来を切り拓くまちとして歩み始めた大きな一歩となりました。
スポーツと文化が交差する「HAWKSベースボールパーク筑後」

2016年3月、球場・屋内練習場・選手寮などが一体となった「HAWKSベースボールパーク筑後」が開業しました。
スポーツと文化が融合するこの拠点は、地域の新たなシンボルとして親しまれています。
「『HAWKSベースボールパーク筑後』は2026年3月に開業10周年を迎えます。メインスタジアムの『タマホーム スタジアム筑後』を中心に、多彩なイベントの開催を予定しています。多くの皆さまにお越しいただき、これまでの歩みと新たな節目を共に祝っていただければ幸いです」
「地域包括連携協定」による多彩な事業展開
筑後市と福岡ソフトバンクホークスは、2016年に「地域包括連携協定」を締結しました。現在では、6分野・32事業にわたる取組が展開されており、ふるさと納税による寄附金は、これらの事業の推進にも活用されています。主な取組内容は、以下のとおりです。
●スポーツ振興・健康増進
子どもから高齢者まで、幅広い世代がスポーツに親しめる環境づくりを進めています。OB選手による巡回スポーツ教室をはじめ、スタジアムを活用したグラウンドゴルフ大会や親子向けの運動プログラムが実施されています。さらに、年長児から小学2年生を対象とした運動プログラムや体力測定など、子どもの成長を支える多彩な取組も展開されています。


●青少年育成
小中学生を対象にした野球教室や学校訪問、ホークスジュニアとの交流試合など、プロ野球選手とのふれあいを通じて、子どもたちの夢や目標を育んでいます。また、外国人選手との交流も行われており、国際的な視野を養う機会にもなっています。
「筑後市の『ファーム野球教室』は、少年野球チームの子どもたちが、ホークスの現役選手から直接指導を受けられる珍しい取組です。打撃や投球など、プロの技術を間近で学べる貴重な機会であり、球団も選手にとっての“学び直し”の場として高く評価しています。子どもたちにとっては、憧れの選手から教わる忘れられない経験となっています」


●地域活性化
2軍戦協賛「恋のくにデー」や「球場広場での店舗出店」など、地域事業者と連携した観光・物販イベントを開催し、まちの魅力発信に取り組んでいます。また、スポーツイベントや地域とのさまざまな連携を通じて、まちのにぎわいの創出にも力を注いでいます。

さらに、行政区との意見交換の場を設けるほか、地元農事組合法人からは、寮生活を送る若手選手へ地元産の新米200㎏が激励として贈られるなど、地域とのつながりが着実に深まっています。

●市民交流
新入団選手との「交流のつどい」や地域体験イベントなどを通じて、市民とのふれあいの場を創出しています。新入団選手との交流イベントでは、質問コーナーや抽選会などを通じて、より深い交流が生まれ、球団と地域の距離が縮まることで連帯感が育まれています。

●観光振興・情報発信
観戦招待券の配布や、イベントポスター・日程表などを活用したPR活動を行う「ポスターサポーター制度」、ファンクラブの運営などを通じて、観光誘致と地域PRを推進しています。スタジアムを中心に、地域の魅力が広く発信されています。
さらに、2024年には、スポーツ庁が実施している「『スポーツ・健康まちづくり』優良自治体表彰」を福岡県内で初めて受賞。地域と球団の連携による成果が高く評価されています。

スポーツと文化でつなぐ地域の未来
ホークスのファーム誘致を契機に、筑後市では観光入込客数や観客動員数が増加しました。さらに、子どもたちの夢づくりをはじめ、地域の健康意識や連帯感の醸成、移住・定住人口の増加など、社会的な効果も広がっています。
今後は、情報発信の強化、観光・宿泊機能の充実といった課題への対応が求められており、ふるさと納税の寄附金はこれらの取組を支える重要な財源となります。
このように筑後市は、スポーツの力を活かしたまちづくりを通じて地域の魅力を高め、誰もが安心して暮らせる未来の実現を目指しています。
筑後市の地域づくりを支える、ふるさと納税の力
筑後市は、福岡ソフトバンクホークスとの連携を通じて、スポーツと文化が融合する新たなまちづくりを進めています。子どもたちが夢や希望を描ける環境づくりとともに、地域の人々が集い、ふれあい、育ち合う場が着実に広がっています。
こうした温かなつながりこそが、地域の魅力と活力の源であり、これらの取組を力強く支えているのが「ふるさと納税」の寄附金です。
寄附金は、単なる財源にとどまりません。スポーツ振興や青少年育成、地域交流、観光振興など、筑後市の未来に直結するさまざまな施策に活用されています。
「寄附して終わり」ではなく、ぜひ一度、筑後市を訪れてみてください。あなたの寄附がどのようにまちの笑顔やにぎわいにつながっているのか。その答えを、きっと目で見て、心で感じていただけるのではないでしょうか。
ふるさと納税返礼品
ふるさと納税だからこそ出会える、筑後市の魅力的な「逸品」をご紹介します。
1.あまおう
「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字から命名された福岡県のブランドいちご。濃い甘味の中に、ほのかな酸味が楽しめる「あまおう」は、全国のブランドいちごの中でも高評価を得ています。
筑後市はJAふくおか八女管内に位置しており、福岡県内で有数の生産量を誇ります。その中から、特に高品質な「あまおう」を厳選し、市内の農産物直売所から直送でお届けします。
2.農園直送シャインマスカット

すべての房の糖度を測定し、自信をもって提供できるシャインマスカットだけを発送しています。中間業者を介さず、生産・梱包・発送までを全て農園で行っているため、新鮮で高品質な点が好評をいただいています。生産者が手塩に掛けて育てた逸品を是非ご賞味ください。
3.今が旬の果物詰合せセット

自然豊かで、温暖な筑後平野で生産された多種多様な果物。この筑後地区で採れた旬な果物を2種類以上のセットでお届けします。どの果物が届くかはお楽しみ!
※【梨、巨峰、シャインマスカット、桃、キウイ、柿、みかん】の中から2種類以上を農産物直売所から直送でお届けします。
4.羽毛布団

お申し込みを受けてから熟練した職人が一枚一枚丁寧に生産した、出来立てのお布団を収納に便利な羽毛専用ケースに入れてお届けします。良質でふわふわなダックダウンを85%使用した本掛け羽毛布団です。羽毛は世界各地より選りすぐりの良質なダウンを使用しています。また、布団の隅の8ヶ所にカバーリングをセットするためのループが付いており、カバーのズレを防ぎます。
使用している羽毛は国内で清潔に洗浄され、ハウスダスト、ダニ、花粉などのアレル物質低減効果とデオドラント効果、抗菌作用もある加工をしており、羽毛自体が持つ動物性の臭いや、汗の臭い、タバコの臭いの原因を吸着、中和反応で低減させる作用があります。
筑後市へのふるさと納税は、まちの未来を支える取組であると同時に、魅力ある返礼品を通じて筑後市の豊かな恵みを体感していただける機会にもなります。
自治体情報
福岡県南部に位置する筑後市は、豊かな自然と農業、交通の利便性、そして地域文化が調和した、心地よく暮らせる田園都市です。
筑後市は、筑後平野の中央に位置するほぼ平坦な地形で、南部には矢部川が流れるなど、肥沃な土壌と豊かな水資源に恵まれています。温暖な気候のもと、米・麦・ナシ・ブドウ・八女茶などの農業が盛んで、ナシや大豆は天皇杯を、八女茶は農林水産大臣賞を受賞するなど、全国的にも高い評価を得ています。
市の南部には九州新幹線「筑後船小屋駅」があり、博多駅まで約24分、熊本駅まで約24分とアクセスも良好です。JR鹿児島本線の3駅(西牟田・羽犬塚・筑後船小屋)や国道209号・442号が交差する交通の要所でもあり、工業や商業の拠点としても発展しています。
筑後市は、恋愛成就のパワースポット「恋木神社」や、緑豊かな「県営筑後広域公園」、船小屋温泉など、観光資源も豊富です。公園内には球技場やドッグラン、宿泊施設も整備されており、スポーツやレジャーを通じて心身をリフレッシュできる環境が整っています。
このように筑後市は、自然・文化・交通の利便性が調和した魅力あふれるまちとして、訪れる人にも暮らす人にも、やすらぎと豊かさをもたらしています。
筑後市のふるさと納税
福岡県筑後市の基礎情報や返礼品をまとめてご覧いただくことができます。
