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寄付金の使いみち

イベントでまちを活性化!地域振興、市民の健康づくりを推し進める新発田(しばた)市の取り組み

地域が誇る銘菓やブランド牛、旬の農産物や水産物、店舗や旅行で便利に使用できる優待券など、ふるさと納税には、バラエティに富んだ返礼品が揃っています。

ふるさと納税の楽しみは、返礼品を選び、受け取ることだけではありません。

縁(ゆかり)のある地方自治体や、お世話になった思い入れのある自治体などへの寄附金の使いみちを選ぶことで、自身の寄附金が町や村に与える影響を知ることも一つの醍醐味となるでしょう。

ふるさと納税バイブルでは、返礼品が目的の寄附だけではない選択肢を知ってもらうために、全国の自治体に寄附金の使いみちを伺い、その想いを発信していきます。

今回取り上げるのは、市と企業が一体となり、地域振興や市民の健康づくりを推進する新潟県新発田(しばた)市の取り組みです。

歴史的建造物を利活用し、地域振興を推進

新発田市の東公園には、歴史的建造物「蔵春閣」が移築され、ふるさと納税の寄附金を活用した地域振興と観光促進の一環として大切に活用されています。この貴重な文化財を通じて、市は地域の魅力を発信し、活気あふれる街づくりを目指しています。

蔵春閣は、新発田市出身の実業家・大倉喜八郎が、政財界の大物や海外の賓客をもてなす迎賓館として建てた建物です。
当初は東京・向島にあり、その後千葉県船橋市への移設を経て、2022年に喜八郎ゆかりの地である新発田市に大倉文化財団から寄贈されました。
市は移築先に喜八郎の足跡をたどる地として喜八郎の寄附によってできた公園である東公園を選び、蔵春閣の移築・一般公開の準備を進め、開館後の2023年10月には、蔵春閣の利活用の可能性を探るため、第1回目の「閣びらき」を開催しました。


「第1回の『閣びらき』では、キッチンカーの出店、ジャズライブ、まちづくりに関する勉強会、建物の外壁を使ったプロジェクションマッピングなど多彩なイベントを行い、多くの方に楽しんでいただきました。その結果、蔵春閣は地域の認知が高まり、会食やイベントに利用される機会も増えました」(新発田市自治体担当者・以下同)

2024年6月に開催した2回目の閣びらきは、2日間で4,000人が来場しました。

「昨年は大人向けの内容が多かったため、今年は子ども向けのイベントも取り入れました。人気ゲームを使った新発田のまちづくり体験、キッズダンスやフラダンス、吹奏楽などのステージパフォーマンスを行いました。さらに同時開催となった各イベント会場をめぐるスタンプラリーの実施や、会場に遊具を設置するなど、楽しんでもらえる工夫を凝らしました」

ふるさと納税を通じた支援で蘇った蔵春閣は、新発田市の新たなシンボルとして、地域の交流と活性化の場となり、多くの人々を惹きつけています。

まち歩きで新発田(しばた)市の魅力を再発見

2024年の閣びらきは、宗派の異なる寺院が軒を連ねる寺町通りで開催される「しばた寺びらき」と同時開催され、一層の盛り上がりをみせました。

当日はしばた寺びらき、閣びらきのほか、諏訪神社の「社(やしろ)びらき」、酒造会社による「蔵びらき」や酒造見学などが開催され、まちは観光客でにぎわいました。

「新発田のまちを歩きながら楽しんでいただける取り組みです。閣びらきは子ども連れ、寺びらきは若い女性、蔵びらきは年配の方々が多く来場され、幅広い世代がお楽しみいただけるイベントになりました」

さらに、秋にはリアル謎解きゲーム「大倉喜八郎と隠し財産の謎」を開催。新発田のまち歩きを一層楽しんでもらえる取り組みが加わりました。

「まちを歩きながら謎解きを楽しんでもらい、道中で食事やお茶、買い物をしながら新発田の魅力を満喫してもらうことが目的です。市民の方々にも“こんなお店があるのを初めて知った”“まちを再発見できた”と喜びの声をいただいています」

9月14日に始まったこのイベントは、10月時点ですでに1,500人が参加し大盛況。
イベントは12月1日まで開催され、さらなる盛り上がりが期待されています。

官民一体となり広げるイベントの輪

新発田市では、蔵春閣の移築をきっかけに、年間を通じて市内に観光客を呼び込むための取り組みが活発化しています。イベントは現在、新発田駅や市役所周辺のエリアで最も盛り上がりを見せ、徐々に他のエリアにも波及しています。


「若い方々にも楽しんでもらえるよう、コスプレのイベントを開催しています。以前は市の観光振興課が主導していたイベントも、今では民間企業さんがそれぞれ独自の企画を持ち寄り、実施するようになりました。官民が連携してイベントを広げる良い流れができていると思います」

このイベントの盛り上がりに伴い、新発田市への観光客は市内や近隣のまちのみならず、県外からも増加しました。

「新発田市には月岡温泉という全国的に有名な温泉があります。温泉を訪れた人が帰りに立ち寄ってくださることも多いですね。新潟空港からのアクセスが便利な福岡県や愛知県からも訪れる方が増えています」


月岡温泉の宿泊等に使える「月岡温泉旅館感謝券」は、新発田市のふるさと納税の中でも最も人気のある返礼品です。今後も官民一体で魅力的なイベントを展開し、観光振興と地域活性化をさらに進めていく予定です。

温泉で疲れを癒し、新発田のまち歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。

地域全体で楽しむスポーツイベント「スポーツフェスタ」

毎年秋に開催される「城下町しばたスポーツフェスタ」は、就学前の子どもから高齢者まで、市外の方も無料で参加できるオープンなスポーツイベントです。
 ふるさと納税の寄附金はこのイベントの運営費にも充てられ、スポーツを通じて健康増進と地域交流を促進しています。


「手ぶらで参加できるので、ぜひ気軽に遊びに来ていただけたらと思います。体力測定も実施しており、健康状態を再確認できる機会にもなります。就学前のお子さんが芝生のエリアを走り回る姿も見られ、ご高齢の方まで幅広い世代に楽しんでいただけるイベントです」

城下町しばたスポーツフェスタでは、普段なかなか体験できない多様な種目に触れられるのも大きな魅力です。2024年の体験種目には、アーチェリー、相撲、太極拳、モルック(木製の棒を投げて倒れたピンの点数を競う競技)、ラグビー、サッカー、野球、テニスの8種目がラインナップ。
別会場では、パラスポーツやニュースポーツに加え、ユニークな自転車なども登場し、子どもから大人までさまざまなスポーツを楽しむことができました。

「何かひとつでも興味を持って体験していただければと思います。参加者からは“初めて体験する種目が楽しかった”、“アスリートと交流を持て新鮮だった”という声が届いています」


スポーツフェスタはスタンプラリーで参加者にお菓子や景品が提供されるなど、楽しめる企画が盛りだくさん。多数の企業が協賛し、新発田市全体で盛り上げるスポーツフェスタは、地域の絆を深める場としてますます人気を集めています。

新発田(しばた)市の豊かな農産物を学校給食で提供し、食を育む

 新発田市の学校給食には、市内で生産された新鮮な農産物が使用されています。地域の特産品をふんだんに使ったメニューが子どもたちの食卓に並び、地産地消の促進と食育に大きく貢献しています。
寄附金は、地域農業の支援と、子どもたちに地元の美味しい食材を提供する取り組みに活用され、安心して栄養価の高い食事を楽しめる環境作りが進められています。


「新発田市には、お米をはじめアスパラガス、越後姫、新発田牛など、豊かな食材がたくさんあります。子どもたちに、地元で育った新発田市産の食材をもっと味わってほしいと思っています」


新発田市がまち全体で地域振興と健康増進を推進するこの取り組みは、ふるさと納税を通じて応援することができます。新発田市の取り組みを応援したいという方は、ぜひ寄附をお願いいたします。

自治体情報

新潟県の北部に位置し、県都新潟市に隣接するまち。北西部には日本海、東部には飯豊山や二王子岳がそびえ豊かな自然に触れることができます。
市内には加治川などを水源とした水田や畑が広がり、良質なお米、野菜を生産しています。

春夏秋冬が明瞭で、四季の移ろいを楽しめる気候です。

江戸時代に城下町として栄えた新発田市は、新発田城など歴史的遺産を多数残した風情ある街並みも魅力です。

新発田(しばた)市のふるさと納税

新潟県新発田市の基礎情報や返礼品をまとめてご覧いただくことができます。
 

 

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