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寄付金の使いみち

ガラス文化発信、障がい者スポーツ振興―地域資源で「活力と笑顔あふれるまち」山陽小野田市をつくる

地域が誇る銘菓やブランド牛、旬の農産物や水産物、店舗や旅行で便利に使用できる電子ポイントなど、ふるさと納税には、バラエティに富んだ返礼品が揃っています。

ふるさと納税の楽しみは、返礼品を選び、受け取ることだけではありません。

縁(ゆかり)のある自治体や、お世話になった思い入れのある自治体などへの寄附金の使いみちを選ぶことで、自身の寄附金が町や村に与える影響を知ることも一つの醍醐味となるでしょう。

ふるさと納税バイブルでは、返礼品が目的の寄附だけではない選択肢を知ってもらうために、全国の自治体に寄附金の使いみちを伺い、その想いを発信していきます。

今回取り上げるのは、ガラス文化の推進と障がい者スポーツの普及による地域の活性化を目指している、山口県山陽小野田市の取り組みです。

美しい海に囲まれた温暖なまち

山陽小野田市(さんようおのだし)は、山口県の南西部に位置する、美しい海に囲まれたまちです。里山や河川、干拓地に広がる田園地帯などの豊かな自然に恵まれています。

自然豊かな環境でありながらも、新幹線や高速道路へのアクセスが良好で、山口市・宇部市・下関市をはじめ、県内外への移動もスムーズです。

また、山陽小野田市は瀬戸内海に面しているため年間を通じて温暖で、台風や地震の被害も少なく、安心して暮らせるエリアとして知られています。

さらに、山陽小野田市は子育て支援にも力を入れています。妊娠期から子育て期まで、ワンストップで相談や支援が受けられる子育て総合センター「スマイルキッズ」をはじめ、18歳までの児童手当など、子育て世代が安心して暮らせるよう、さまざまな取り組みを行っています。

このように、暮らしやすい環境が揃っている山陽小野田市は、「スマイルシティ山陽小野田」のキャッチフレーズのもと、『活力と笑顔あふれるまち』を目指しています。その実現に向け、歴史・産業・教育・文化・自然・スポーツなど、地域資源を活かした施策を展開しています。

ガラスをコンセプトにしたまちづくり

山陽小野田市は、古くから焼き物の産地として発展してきたまちです。 6世紀後半には「須恵器」の生産地として栄え、明治時代には国内初の民間セメント会社が設立され、セメント産業の発展とともにガラス文化も根付いていきました。

このような歴史的背景を受け、山陽小野田市では、伝統ある窯業の伝承とともに、新たな地域文化の創造を目指し、ガラスをコンセプトとしたまちづくりに取り組んでいます。こうしたガラス文化推進事業には、ふるさと納税による寄付金が活用されています。

なかでも代表的な取り組みが、3年に一度開催される「現代ガラス展in山陽小野田」です。この公募展は、山陽小野田市出身のガラス作家・竹内傳治氏の「ふるさとからガラス文化を全国へ発信し、若手ガラス作家を育てたい」という思いから2001年に始まりました。

『現代ガラス展in山陽小野田』は、全国規模の公募展です。全国の若手ガラス作家を育成・支援する場として位置付けられており、応募条件を45歳以下に限定することで、若手作家の登竜門として高く評価されています。この公募展をきっかけに、多くのガラス作家が活躍の場を広げています」(山陽小野田市自治体関係者・以下同)

受賞作品は山陽小野田市にとどまらず、山口県立萩美術館・浦上記念館や東京都の上野の森美術館など、全国各地で展示されています。

 

また、山陽小野田市は2004年に生涯学習機関「きららガラス未来館」を創設。市のガラス文化の発信拠点として、ガラスを通じた教育・文化活動を行っています。

館内では現代ガラスの展示に加え、吹きガラス体験、エナメル絵付け体験、サンドブラスト体験など、多彩なガラス創作体験を提供。子どもから大人まで、誰もが気軽にガラスアートの魅力にふれることができます。


このように、山陽小野田市は行政と民間とガラス造形作家が三位一体となり、ガラスをテーマにしたまちづくりに取り組んでいます。

パラサイクリングを通じた障がい者スポーツ応援

山陽小野田市は、「パラサイクリングのまち」としても注目を集めています。パラサイクリングは、障がいのある方が行う自転車競技で、パラリンピックの正式競技に認定されています。

同市は2022年に、日本パラサイクリング連盟と「パラサイクリングによるまちづくりに関する包括連携協定」を締結しました。パラサイクリングを通じた障がい者スポーツの普及と地域の活性化を目指しており、この取り組みにふるさと納税の寄附金を活用しています。

「市内の『山陽オートレース場』を、パラサイクリング日本代表チームの練習・合宿拠点として活用しています。また、代表選手による保育園・小学校の訪問や、講演会の開催など、選手と市民の交流の機会も積極的に設けています」

こうした取り組みは、選手たちにとって大きな励みとなるだけでなく、市民が競技や障害について理解を深める貴重なきっかけにもなっています。

山陽小野田市では、障がいの有無に関わらず、誰もがスポーツを楽しめる環境づくりを推進し、障がい者と健常者が共に暮らす共生社会の実現を目指しています。

このように、山陽小野田市ではガラス文化の振興や障がい者スポーツの普及を通じて、地域の活性化を目指しています。
ふるさと納税を通じて、山陽小野田市のまちづくりを応援してみてはいかがでしょうか。

ふるさと納税返礼品

山陽小野田市には、魅力的なふるさと納税返礼品が揃っています。その一部をご紹介します。

1.季節の花苗

市内で育てられた元気な花苗は、ガーデニング初心者にもおすすめ。彩り豊かな花が、暮らしに癒しを与えてくれます。

2. 自家製ベーコン

こだわりの製法で作られたベーコンは、香ばしくてジューシー。普段の食卓がちょっと贅沢になる一品です。

3.ブラックタイガーむき海老

旨みたっぷりのブラックタイガーを丁寧にむきえびに加工し、一尾ずつ手作業で背ワタを取り除いています。バラ凍結されているため、必要な分だけ取り出して使える便利さが魅力。さまざまな料理に使いやすく、プリッとしたえび本来の食感を存分にお楽しみいただけます。

自治体情報

山陽小野田市は、 2005年3月に旧小野田市と旧山陽町が合併して誕生した、山口県の南西部に位置するまちです。人口は約56,930人(2025年4月時点)です。

「窒業のまち」として知られる山陽小野田市は化学、医薬品、窯業、鉄鋼などの分野の優良企業が立地する県内有数の工業都市でもあります。

また、山陽小野田市には竜王山、江汐湖などの自然豊かなスポットが数多くあります。

なかでも、ヤシの木が並ぶ南国風の「きららビーチ焼野」は、「日本の夕日100選」に認定されており、その景観は訪れる人々を魅了しています。

山陽小野田市のふるさと納税

山口県山陽小野田市の基礎情報や返礼品をまとめてご覧いただくことができます。

 

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