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寄付金の使いみち

西日本で最多のゴルフ場を誇る三木市。若いプレイヤーが羽ばたく舞台に

地域が誇る銘菓やブランド牛、旬の農産物や水産物、店舗や旅行で便利に使用できる優待券など、ふるさと納税には、バラエティに富んだ返礼品が揃っています。

ふるさと納税の楽しみは、返礼品を選び、受け取ることだけではありません。

縁(ゆかり)のある地方自治体や、お世話になった思い入れのある自治体などへの寄付金の使いみちを選ぶことで、自身の寄付金が町や村に与える影響を知ることも一つの醍醐味となるでしょう。

ふるさと納税バイブルでは、返礼品が目的の寄付だけではない選択肢を知ってもらうために、全国の自治体に寄付金の使いみちを伺い、その想いを発信していきます。
今回取り上げるのは、「ゴルフのまち」として地域活性化に取り組んでいる兵庫県三木市です。

「春高・春中ゴルフ」の財源として寄付金を活用

現在、三木市内には25ものゴルフ場があり、その数は西日本で最多。リーズナブルに楽しめるゴルフ場から日本を代表するゴルフ場まで、バリエーション豊かです。高速道路などの交通網も整っており、阪神間から1時間程度でアクセスが可能。関西圏の利用者にとっては非常に利便性の高い立地です。

そんな三木市は、ゴルフを核とした地域活性化に力を入れており、その財源として「ふるさと納税」が活用されています。なかでも代表的な使いみちとしては、「春高・春中ゴルフ」の開催費用です。

春高・春中ゴルフは、高校生・中学生向けのゴルフ大会で、全国から予選を勝ち抜いたジュニアゴルファーが集まり、日本一を目指して競い合います。三木市での開催は、2024年3月で4回目を迎えます。


©かわさき健・古沢優/ゴルフダイジェスト社
大会の応援キャラクターの大井とんぼちゃん。雑誌「ゴルフダイジェスト」で連載中のマンガの主人公で、アニメ化も決定している。

「既にこの大会で三木の地を踏み、プロゴルファーとして活躍されている選手も出現しています。特に女子ではプロトーナメントで優勝している選手がいます。この大会を継続開催することで、三木市はジュニアゴルファーの“聖地化”を目指しております。

また、ゴルフの楽しみはプレイのみにとどまらず、コミュニケーションやレクレーションの要素も備えており、トーナメント観戦、大会ボランティアなど多岐にわたります。各種事業を通じて、その魅力とともに、三木市を広く知っていただくことが私たちの使命だと考えています。」 (三木市自治体担当者・以下同)

ほかにも、市立小学校の子どもたちを対象に、各種ゴルフに触れることができる特別なプログラムも実施。ゴルフに親しみやすい環境づくりが実を結び、将来的にはプレイヤーだけでなく、ゴルフ場の営業や支配人、レストランのシェフなど職業人としてゴルフに関わる才覚を持った人たちが、三木市の子どもたちの中から生まれてくれたらとても嬉しく思います。」

デジタルを活用し、教育環境の整備にも注力

ゴルフのほかにも、三木市が力を入れているのが教育支援です。子どもたちの学びの場を整備する費用として寄付金が役立てられています。

子どもたちが日々の学習で使うタブレットに係る費用など、状況に応じて必要となる場所に寄付金を充当しております。

現在三木市では、吉川地域において、施設一体型小中一貫校を設置する計画を進めています。今後、小中一貫校の学校設置に必要な建設費や設備費用などにも寄付金の活用を検討しております。

70周年を迎える三木市。「三木祭り屋台大集合」を開催

1954年の合併で誕生した三木市は、今年で70周年を迎えました。そこで、今年(2024年)一年間は、寄付金の使いみちとして70周年記念事業を選択できます。

「記念事業として計画しているのが『三木祭り屋台大集合』です。三木市はもともとお祭りが盛んな土地で、『布団屋台』と呼ばれる、てっぺんに布団と呼ばれる飾りを乗せた昔ながらの屋台を地区ごとに持っています。本来はそれぞれの地区で神社に奉納するのですが、今年は70周年ということで、この屋台をすべて一か所に大集合させようというイベントを企画しています。その運営にあたって必要となる交通整理費用などに、寄付金を活用してきたいと考えております」

70周年を迎える三木市を応援したい、ゴルフ事業や教育への取り組みに関心があるという方は、ぜひ三木市への寄付にご協力をお願いします。

自治体情報

兵庫県の中南部、播磨平野に位置する三木市。古くから金物産業が盛んで、その歴史は戦国時代にまでさかのぼります。羽柴(豊臣)秀吉と別所長治が籠城戦をくりひろげた「三木合戦」で、多数の餓死者が発生し、町は荒廃。戦いに勝利した秀吉が、三木の地に大工職人を呼び、金物を使って町を復興させたことが、産業が広がるきっかけだったとされています。

ほかにも三木市は、「酒米の王様」とも称される山田錦の一大産地としても知られています。これは伝統的な酒米「山田穂」と「短稈渡船(たんかんわたりぶね)」を掛け合わせ、1936年に誕生した品種です。三木市の山田錦は、生産量だけでなく品質も高く評価されており、等級の最上位にあたる特A地区を数多く有しています。

兵庫県三木市のふるさと納税

兵庫県三木市の基礎情報や返礼品をまとめてご覧いただくことができます。

三木市のふるさと納税

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