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寄付金の使いみち

「木曽馬がいる里風景」を守るためにできること

地域が誇る銘菓やブランド牛、旬の農産物や水産物、店舗や旅行で便利に使用できる優待券など、ふるさと納税には、バラエティに富んだ返礼品が揃っています。

ふるさと納税の楽しみは、返礼品を選び、受け取ることだけではありません。

縁(ゆかり)のある地方自治体や、お世話になった思い入れのある自治体などの寄付金の使いみちを選ぶことで、自身の寄付金が町や村に与える影響を知ることも一つの醍醐味となるでしょう。

ふるさと納税バイブルでは、返礼品が目的の寄付だけではない選択肢を知ってもらうために、全国の自治体に寄付金の使いみちを伺い、その想いを発信していきます。

今回取り上げるのは、長野県産米を100%使用した純米酒や、木曽の檜で作られた湯桶・風呂椅子などの返礼品が人気の長野県木曽町です。

地域に愛され続ける木曽馬

木曽町では里づくり事業の一環である、木曽馬の飼育・管理事業への寄付金充当を検討しています。町内で飼育する木曽馬の頭数を増やすため、さまざまな事業を計画しています。

「木曽馬は日本の在来馬で、小柄な体格に穏やか人懐っこい性格が特徴です。木曽地方で昔は一般家庭でも家族の一員として飼育されていた、身近な存在でした。現在は一般家庭での飼育はほぼありませんが、開田高原の『木曽馬の里』という場所で飼育されています。」


ー木曽馬の里 写真ー

「木曽馬の里」では、来場者が乗馬体験など楽しむことができます。「現在は小学校授業の一環として木曽馬と触れ合う活動を行っており、6歳になった木曽馬が一緒に入学式に出たり、運動会の行事にも参加したりしています。」


ー木曽馬親子ー

「木曽馬がいる風景」を守るために

まちに愛された木曽馬ですが、昭和50年代には30数頭まで減少していました。これは、明治大正の時代に、外国馬と交配させたことにより純潔の木曽馬が減ってしまったことが原因だといわれています。

「木曽馬は、昔から木曽地域の生活と密接に関わってきた動物です。文化の伝承という意味も含めて保護しながら活用していくため、まちではさまざまな事業を進めています。現在は全国で飼われている木曽馬の頭数は約140頭にまで増えていますが、今後さらに頭数を増やし、木曽町が昔から大切に継承してきた『木曽馬がいる里風景』を守っていきたいと考えています。」


ー木曽馬の里②ー

まちの魅力が地方創生につながる

木曽町が木曽馬の頭数を増やすため、今後20年間で、木曽地域6町村100頭の木曽馬の飼育を目指しています。

「木曽町は木曽馬と、長年に渡り共生してきました。木曽馬を保護し頭数を増やすことは、まちにとって重要な課題です。さらに地方創生も、地域課題として挙げられていた時期でした。人口1万人を切らないためにできる施策として、木曽馬を軸とした産業や施設の充実が挙げられました。木曽馬の頭数を増やすことで、まちの雇用創出や移住を促したいと考えています。」

木曽町は、まちに愛され続ける木曽馬をできるだけ多くの人に知ってもらい、実際に見て、触れてもらいたいと考えています。

寄付金は、木曽馬の飼育費用などに活用を予定しています。さらに今後、木曽馬の繁殖を行う施設の建設や、獣医師・飼育員など専門的な人材の確保も検討されています。

「大切なのは、木曽馬を豊かな自然環境のなかでのびのびと育てていくことだと思っています。そのため、木曽町の自然を守り、ゼロカーボンを達成していくための事業にも力を入れたいと思っています。」

木曽町の取り組みを応援したい、木曽馬や自然豊かな里風景を守っていきたいという方は、寄付にご協力をお願いします。

自治体情報

木曽町は、長野県の南西部に位置し、総面積の90%を山林が占める緑豊かなまちです。 西に木曽御嶽山、東に中央アルプス木曽駒ケ岳がそびえています。 町の中央には木曽川が流れており、流域に沿って国道19号とJR中央本線(中央西線)が走っているのも特徴です。

日本四大関所のひとつで、中山道の要衝として約270年間取り締まりを行った場所「福島関所」は現在は国史跡に指定されており、隣接する資料館では関連する古文書や用具を数多く展示しています。

ほかにも木曽町は、木曽義仲公にまつわる歴史や、木曽踊りなどの伝統文化、木曽川に面した独特な民家群「崖家づくり」など、数多くの見どころがあります。

特に御嶽山の麓にひろがる大地「開田高原」は、木曽馬と蕎麦のふるさとと呼ばれており、開放的な美しい景観と真夏でも過ごしやすい冷涼な気候が魅力です。

長野県木曽町のふるさと納税

長野県木曽町の基礎情報や、返礼品をまとめてご覧いただくことができます。

木曽町のふるさと納税

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