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寄付金の使いみち

自治体と相乗効果でまちを盛り上げる「コラボ四街道」

地域が誇る銘菓やブランド牛、旬の農産物や水産物、店舗や旅行で便利に使用できる優待券など、ふるさと納税には、バラエティに富んだ返礼品が揃っています。

ふるさと納税の楽しみは、返礼品を選び、受け取ることだけではありません。

縁(ゆかり)のある地方自治体や、お世話になった思い入れのある自治体などの寄付金の使いみちを選ぶことで、自身の寄付金が町や村に与える影響を知ることも一つの醍醐味となるでしょう。

ふるさと納税バイブルでは、返礼品が目的の寄付だけではない選択肢を知ってもらうために、全国の自治体に寄付金の使いみちを伺い、その想いを発信していきます。

今回取り上げるのは、名産品の梨や国産鶏などの返礼品が人気の、千葉県四街道市です。

市民団体の活動を応援する制度「コラボ四街道」

四街道市では、「地域づくり活動応援プロジェクト」事業を積極的に行っており、寄付金も多く充当されています。

「平成25年度から、みんなで地域づくり事業提案制度、通称『コラボ四街道』という制度を実施しています。

市民団体の方に、より良い地域づくりを目指して、地域にある課題解決につながる事業を提案してもらい、主体的に、または、市と協力して一緒に事業に取り組んでいく制度です。

この制度を活用すると、市民団体に補助金が出ます。令和2年度から、補助金の原資となる基金に、ふるさと納税の寄付金を補填させていただいております。」

子ども商店街イベント時の様子

「コラボ四街道」について、詳しくはこちらをご覧ください。

地域の特色にあったさまざまな事業を行われている

「令和5年度は、高齢者向け運動サロン等の運営をしている、地域のコミュニティづくりを目的にした団体では、地域内でのオープンカフェ事業の応募がありました。

ほかにも、市内の小中学生の学生服のリユース品の販売や譲渡を行った団体や、高齢者向けのスマホ教室を開催した団体もあります。」

ちょこっとクラブのオープンカフェ

「コラボ四街道」で特に話題を呼んだ事業は、令和4年度に採択された、子ども食堂です。

「『四街道みらい会』という団体が実施している事業で、市内の商店街で実際に働いているプロの料理人の方や、地域に住んでいる保護者の方が協力して行いました。」

四街道みらい食堂

「月1回の開催でしたが、毎回200〜350人程度と大勢の利用者が集まり、とても反響がありました。

地域の子供たちの居場所作りや、保護者の交流や情報交換の場になっていたと思います。」

市民団体の活動がさかんな四街道市

四街道市には、『みんなで地域づくりセンター』というNPO団体に委託しているセンターがあり、主に市民団体のサポートを行っています。

みんなで地域づくりセンター

「四街道市はもともと市民団体の活動が活発でしたが、市民団体の方達の力をどう活かすかという部分で、みんなで地域づくりセンターがサポートしたり相談に乗るなどして、相乗効果が生まれたと思っています。

さらに『コラボ四街道』の補助金も活用でき、活動がしやすくなっているのではないでしょうか。

こうした市の取り組みもあり、『まちを自分たちの手で良くしていこう』という機運が高まっているように感じます。」

今後も市民団体が活動しやすい環境づくりを

市民団体のなかには、コロナ禍で活動が制限されたり、解散したりと、活動の場がなくなってしまっているケースもあります。

四街道市は、みんなで地域づくりセンターと連携し「コラボ四街道」の応募に向けた講座も開催。市民団体が事業を申請しやすい環境づくりに努めています。

「例年『コラボ塾』を行っており、地域課題を市民団体と一緒に考え、実際に応募するための申請書の書き方やプレゼンテーションの方法などを学んでいます。」

コラボ塾

これからの課題は、「コラボ四街道」に申請する市民団体の数をさらに増やしていくことだと言います。

「新型コロナウイルスの波がおさまってきた現在、補助金も活用しながら、もう一度活動を再開し活気を取り戻して欲しいと思っています。

『コラボ四街道』の地域づくり部門を活用することで、初年度の事業費は最高で50万円補助されます。

活動しやすい環境が整っていると思うので、ぜひ地域課題解決に向け、たくさんの市民団体に応募していただけたらなと思っています。」

四街道市の取り組みをさらに盛り上げたいという方は、ぜひ寄付に参加してみてはいかがでしょうか。

自治体情報

千葉県四街道市は、県都千葉市と隣接し、都心へ40kmの圏内にあります。 千葉市からも都心からも利便性が良く、ベッドタウンとして発展しているまちです。 さらには豊かな自然に溢れ、農業もさかんで新鮮な野菜や果物を味わえ、美しい景色に触れることもできます。

四街道市の観光スポットやイベント

四街道市は古くから伝わる祭事や旧跡も数多く、観光スポットや地域独自のイベントも充実しています。

ルボン山(大土手山)

明治時代に日本政府に招かれ指導者となった、フランス陸軍のルボン大尉ゆかりの山。現在は平和の象徴として桜が植えられています。

栗山市民の森

栗山市民の森には、小鳥用の水浴び場「小鳥のプール」があり、市民の癒しスポットになっています。自然豊かで雰囲気の良い散策路もあります。

福星寺のしだれ桜

四街道市の桜の観光名所「福星寺」には美しいしだれ桜があり、樹齢は約400年余り。必見です。

亀崎ばやし

亀崎熊野神社の祭礼で奉納されるお囃子「亀崎ばやし」は無形民俗文化財にも指定されています。おかめ、ひょっとこ、白狐などさまざまなお面を被り、お囃子にあわせて演じます。

栗山ばやし

大正から昭和のはじめ頃にかけ、栗山地区住民で結成されていた「栗山歌舞伎一座」の演目のひとつ。栗山香取神社の祭礼で奉納される伝統神事として伝えられてきました。

戦後になり伝統が復活し、亀崎ばやし同様、無形民俗文化財にも指定されています。

内黒田はだか参り

1376年創建の「内黒田熊野神社」で毎年行われる、数百年の歴史を持つとされる伝統行事。裸の男たちが、五穀豊穣と無病息災を祈願し、その年の豊凶を占う、無形民俗文化財に指定されている貴重なイベントです。

和良比はだか祭り

別名「どろんこ祭り」と呼ばれ、五穀豊穣と厄除けを祈願する「和良比皇産霊神社」が行っている四街道市の伝統行事です。裸の男たちが神田で儀式を行い、泥まみれで騎馬戦や泥投げが行われます。

朝市

朝市は、毎週日曜日に四街道市役所駐車場で行われています。地域の新鮮な野菜や米、花、などが安価で手に入るお得な市場です。生産者の方々と直接交流でき、作り手の思いを生で感じることができます。

千葉県四街道市のふるさと納税

千葉県四街道市の基礎情報や返礼品を、まとめてご覧いただくことができます。

四街道市のふるさと納税

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