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寄付金の使いみち

50年間ありがとう。中野サンプラザの存在を未来へ引き継ぐために

地域が誇る銘菓やブランド牛、旬の農産物や水産物、店舗や旅行で便利に使用できる優待券など、ふるさと納税には、バラエティに富んだ返礼品が揃っています。

ふるさと納税の楽しみは、返礼品を選び、受け取ることだけではありません。

縁(ゆかり)のある地方自治体や、お世話になった思い入れのある自治体などの寄付金の使いみちを選ぶことで、自身の寄付金が町や村に与える影響を知ることも一つの醍醐味となるでしょう。

ふるさと納税バイブルでは、返礼品が目的の寄付だけではない選択肢を知ってもらうために、全国の自治体に寄付金の使いみちを伺い、その想いを発信していきます。

今回取り上げるのは、閉館した中野サンプラザを活用したプロジェクションマッピングを企画中の、東京都中野区です。

50年の歴史を未来へ引き継ぐプロジェクションマッピング

現在中野区では、ふるさと納税の使い道の一つとして「中野サンプラザプロジェクションマッピング」企画を進めています。

「『中野サンプラザ』は、50年にわたり中野のシンボルとして多くの方に愛されてきた施設です。

コンサートホールでは数々のミュージシャンがコンサートを行い、いつしか音楽の殿堂と呼ばれるようになりました。」

中野サンプラザ 閉館当時の様子

「老朽化と再開発の影響で2023年の7月2日に閉館した中野サンプラザですが、今後もその存在と功績を未来に引き継いでいくため、プロジェクションマッピングの企画が進められています。」(「」太字…中野区自治体の方の言葉)

プロジェクションマッピングは、2024年3月22日から24日までの3日間行う予定です。中野サンプラザの外壁を使い、様々な人・文化が集まる中野サンプラザ、そして中野区をプロジェクションマッピングで表現します。

多くの人が思い出を持つ中野サンプラザの存在と功績を、レガシーとして未来に引き継ぐための企画です。

寄付金は、プロジェクションマッピング作成の費用などに充当されます。

中野サンプラザとともに歩んだ人びと

中野区では、区内企業と区の協働による「ナカノミライプロジェクト」ワークショップの企画として、中野サンプラザに携わった人や、ともに歩んできた区民の方々へのインタビュー動画「中野のオーラルヒストリー」を公開しました。

https://www.youtube.com/watch?v=oQ5htRUOUUc 

「ミュージシャンのサンプラザ中野くんや、中野サンプラザで長年働かれた勤続年数最長社員の方などに、中野サンプラザの思い出を伺いました。」

中野サンプラザ勤続年数最長社員へのインタビューの様子

『中野サンプラザはこういう場所だった』という記録を残すことができ、改めて中野というまちの魅力を発信できた企画だったと感じます。」

未完のまち、中野に文化芸術を。「中野ミューラルプロジェクト」

中野区では、現在「中野ミューラルプロジェクト」を進めています。

「『ミューラル』は壁画のことで、中野のまちのあちこちに壁画を描き、身近な場所で文化芸術に触れられる環境を作っていこうという取り組みです。

このプロジェクトでは、中野区の基本構想である『人と人との繋がりと、新たな活力が生み出される場所』を目指す事業の一環として、文化芸術を育む中野のまちの実現を目標としています。」

中野ミューラルプロジェクトでは、下記のようなメインテーマとサブテーマを設けています。

中野ミューラルプロジェクト メインテーマ

ミューラルが人と想いをつなぐ

あなたの日常とともに対話するアート

語れるアート、語り続けられるアート

だから、ずっと途中。だから、ずっと未完成。

中野ミューラルプロジェクト サブテーマ

・多様な人と人とがつながり、物語が生まれるまち

・人もまちも変化し続ける、未完成なまち

「壁に映像を投影するプロジェクションマッピングも、中野ミューラルプロジェクトのデジタルセクションとして、共通のテーマで行います。多くの方に文化芸術に触れていただく機会になれば、と考えています。」

今後は中野サンプラザのDNAを継承した新たな施設を建設

中野サンプラザ

中野サンプラザは、2028年度末までに多目的ホールを備えた「中野サンプラザシティ」へ建て替えられる予定です。

「現在の中野サンプラザのホールが収容できるのは、2,222人。中野サンプラザシティのホールは、最大約7,000人を収容できる大きなホールです。

中野サンプラザは解体されますが、そのDNAは継承していきたいと考えています。

中野サンプラザの大きな魅力は、ステージと観客席が近接していて、一体感を楽しめること。新しく作るホールも、同じように臨場感が楽しめる場所になる予定です。」

中野区では、今後のまちづくりに対して、まちの人びとに期待値を高めてもらうための未来に向けたメッセージを発信し続けていきます。

「駅前の再開発が進み、中野は大きく変わりつつあります。しかし、再開発でまちが完成するわけではありません。

中野サンプラザの存在は、中野で生きる人びとがいる限り、ポジティブな記録として未来へ継承され続けるでしょう。」

変化を続ける未完のまち、中野区を応援したいと思った方は、ぜひ寄付に参加してみてはいかがでしょうか。

詳しくは、こちらをご覧ください。

自治体情報

中野区は、東京の西部、強固な武蔵野台地に位置するまちです。

駅前には商店街があり、多くの人で賑わっています。交通の利便性も良く、 都内では比較的物価も安く暮らしやすい都心のベットタウンです。 また、サブカルチャーの発信地「中野ブロードウェイ」をはじめ、国内外のさまざまな文化や個性が集まるまちとしても有名です。

東京都中野区のふるさと納税

東京都中野区の基礎情報や返礼品を、まとめてご覧いただくことができます。

中野区のふるさと納税

 

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