1. ふるさと納税バイブルTOP
  2. 特集
  3. 寄付金の使いみち
  4. 様々な面で活躍が期待される「道の駅常総」観光入込客数茨城県内4位

寄付金の使いみち

様々な面で活躍が期待される「道の駅常総」観光入込客数茨城県内4位

地域が誇る銘菓やブランド牛、旬の農産物や水産物、店舗や旅行で便利に使用できる優待券など、ふるさと納税には、バラエティに富んだ返礼品が揃っています。

ふるさと納税の楽しみは、返礼品を選び、受け取ることだけではありません。

縁(ゆかり)のある地方自治体や、お世話になった思い入れのある自治体などの寄付金の使いみちを選ぶことで、自身の寄付金が町や村に与える影響を知ることも一つの醍醐味となるでしょう。

ふるさと納税バイブルでは、返礼品が目的の寄付だけではない選択肢を知ってもらうために、全国の自治体に寄付金の使いみちを伺い、その想いを発信していきます。

今回紹介するのは、西京漬や常陸牛などの返礼品が人気の茨城県常総市です。
常総市は、茨城県南西部に位置し、人口は約6万人。自然や歴史的建築物が多く、映画やドラマのロケ地としてもよく利用されています。

市の中心を流れる鬼怒川はかつて水運の中継基地として栄えた常総を支え、現在も豊富な水流を活かしてたくさんの農産物を育んでいます。

農業の産業化を目指す アグリサイエンスバレー構想

アグリサイエンスバレー構想とは、「常総 IC 周辺地区で高度な農業生産を行う農地エリア」と、「加工・流通・販売が連動した都市エリア」を集積することで、 6 次産業化の拠点を生み出す常総市独自の取り組みです。

「農業が市の基幹産業となっている常総市ですが、農業従事者の高齢化や後継者不足といった課題も浮き彫りになっています。

さらに米価落下も問題となり、偏重型の地域農業から多様化する農業への新たな取り組みが求められていました。」

(以下太字「」…常総市自治体の方の言葉)<

そうした背景で、農業の産業化を目指したアグリサイエンスバレー構想が、常総IC地区周辺で進められるに至りました。

構想実現に向け、農業生産者の販路拡大を目的とした地域農産物の販売拠点確保が求められました。さらに地方創生や水害被害からの復興などのさまざまな地域課題が重なり、その実現策としてアグリサイエンスバレー構想地内に「道の駅」の計画が打ち出されました。

道の駅常総 パース

2023年4月に「道の駅常総」がオープン

「道の駅常総」は農業を活かした新たなまちづくりの拠点施設としてアグリサイエンスバレー構想地内に、2023年4月28日にオープンしました。2022年は、道の駅の整備費などにふるさと納税の寄付金を充当。2023年も、設備費や施設を充実させるための施策に充てられる予定です。

道の駅常総

「『道の駅常総』には、豊かな水流で育った常総の食材や、『生産量1位を誇る農産物の宝庫』として知られる茨城県全域の食材が集まっています。

水産物や野菜や果物などの農作物、畜産物だけでなく、地域の特産品を活かしたお食事やスイーツなど、老若男女が楽しめる豊富なラインナップが揃っているのが魅力です。」

道の駅常総 おいもオブジェ

道の駅内には、農産物直売所やレストラン、ショップのほか、子どもの遊び場や授乳室、テラスなども設置されています。

2023年GW観光入込客数茨城県内4位に

「道の駅常総」は観光客誘致や地域活性化など、新たな地方創生の場としての賑わいが期待されており、その影響は、早速結果となり表れ始めています。

「道の駅をオープンした影響や経済的効果は大きく、2023年ゴールデンウィーク(4/29〜5/7)の観光入込客数が、県内で4位に。9日間で約7万人の方が訪れました。

水害からの復興を願い、常総市に人が集まる拠点、常総市の魅力を発信する拠点を創るという想いから始まった道の駅です。他県からたくさんの人が来てくれて本当に嬉しいです。(道の駅が)地域の人びとにとって、誇れる施設になったのではないかと思います。」

防災面での活躍も期待される「道の駅常総」

常総市は、2015年9月10日の「関東・東北豪雨」で市内鬼怒川の堤防が決壊。市の約3分の1が浸水し、全半壊家屋が5,000棟以上という甚大な被害になりました。そしてその影響は、常総市の財産ともいえる農作物にも及びました。

こうした被害を受け、市は防災面の強化を目指すことに。そこで考えられたのが、防災機能を兼ね備えた道の駅の整備でした。

「常総市では豪雨災害による被害の経験を生かし、防災先進都市を目指す取り組みを行っています。近年、自然災害が多く発生していることからも、公共施設における防災機能の強化が重要な課題となっています。

道の駅常総には防災機能として、非常用発電機、受水槽、災害用備蓄倉庫、災害用トイレの他、普段はベンチ、災害時は炊き出し用のかまどとして使用できるかまどベンチなどの設備が設置されています。

道の駅常総では、地域の人びとが楽しみながら防災の知識を身につけられる防災イベントなどの実施や、防災機能により、災害時に活躍をする施設になることを目指しています。」

今後は太陽光発電設備導入を検討。持続的な農業の産業化を目指す

今後常総市では、道の駅を中心に、ブランド産品の強化や国内外の販路拡大など、農業を持続的に産業化させる施策を進めていきます。さらに「持続的」な取り組みとして、太陽光発電の設置も検討されています。

「現在常総市では、道の駅の太陽光発電設備設置工事費として、寄付を募らせていただいております。太陽光発電設備を導入することで、地球温暖化防止を目指す取り組みです。

豊かな自然、生活環境を未来に引き継ぎ、持続可能な社会を実現するため、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」に取り組むことを令和2年に表明しました。常総市の応援をお願いいたします!」

さまざまな地域課題克服を目指す常総市を応援したいと思った方は、ぜひ寄付に協力してみてはいかがでしょうか!

自治体情報

茨城県の南西部に位置し、人口約6万人。東には小貝川、市中央に鬼怒川が流れ、ここを中心に東部地区には市役所と水海道駅、市街地や水田などがある。西部地区は、水田、畑、森林、工業地区等が広がっており、東京都心から約50kmに位置する。

鬼怒川を中心とし、工業・農業が発達。緑や歴史的建築物が多く、映画やドラマのロケ地として利用される事も多い。

茨城県常総市のふるさと納税

茨城県常総市の基礎情報や返礼品を、まとめてご覧いただくことができます。

茨城県常総市のふるさと納税

寄付上限額シミュレーター

シミュレーターで寄付上限額をチェックしましょう。
ふるさと納税バイブルでは働き方に応じたシミュレーターを用意しています。

同じカテゴリの記事

タグ一覧

  1. ふるさと納税バイブルTOP
  2. 特集
  3. 寄付金の使いみち
  4. 様々な面で活躍が期待される「道の駅常総」観光入込客数茨城県内4位

閉じる

公式Twitter 返礼品おためしキャンペーン