投稿日：2021年5月21日
精米歩合が50%以下になるまで原材料の米を磨き上げて造られている大吟醸は、雑味がなくなめらかな口当たりとフルーティな香りが贅沢な日本酒です。日本全国のさまざまな地域で、蔵元の技術と情熱が込められた大吟醸が造られています。そんな蔵元の傑作を味わいたいという方は、ふるさと納税を利用してみてくは？さまざまな地域で造られた種類豊富な大吟醸が出品されていますよ。今回は、関西地方で醸造された大吟醸を6品ご紹介します。
木下酒造 玉川大吟醸 720ml
自治体名: 京都府京丹後市
寄附金額: 10,000 円
こちらの返礼品は、京都で175年の歴史を誇る地酒「玉川」の大吟醸です。玉川という名は、玉（とてもきれいな）のような川という意味から命名されました。低温貯蔵庫で熟成させることによって生まれる調和のとれた味と香り、そして柔らかなのどごしが特徴です。口の中で感じるなめらかでしっとりした舌触りと、上品な香り、長く続く旨味の余韻を楽しめる日本酒です。輸出品のトップバッターとして、海外でも人気のあるお酒で、スパイシーなエスニック料理などとも相性が良いので、色々な料理と一緒に楽しめる一品です。京都の地で醸された大吟醸を味わってみませんか？
【伊賀酒 半蔵のフラッグシップ】 半蔵 純米大吟醸 プレミアム35 720ml
画像出典: さとふる
自治体名: 三重県伊賀市
寄附金額: 40,000円
三重県伊賀は、四方を山々に囲まれて冬の冷え込みが激しいため、酒造りには適した環境にあります。肥沃な土地で高品質な酒米が育ち、山々から湧き出る良質の伏流水にも恵まれた結果、伊賀の気候風土で醸しだされたのが「伊賀酒 半蔵」です。山田錦を35%まで精白して、手間暇を惜しまず、徹底的にこだわって醸造した大吟醸です。華やかな香りとなめらかで透明感のある甘みが感じられる大吟醸は、造り手の想いと技が詰まった「半蔵」の最高峰です。酒造りにおいて妥協せず、試行錯誤と改善を繰り返しながら、伝統を守り、進化し続ける蔵元の自慢の大吟醸、ぜひこの機会にご堪能あれ。
褒紋 大吟醸 一 [イチ] 720m×1本 化粧箱入/世界一統(A005)
自治体名: 和歌山県湯浅町
寄附金額: 12,000 円
和歌山県で醸造されたこちらの返礼品は、厳選された山田錦を使用し、じっくりていねいに時間をかけて醸しだした贅沢な大吟醸です。「一」という名前は、味と縁起・清酒業界での一番をめざすという思いが込められているそうです。甘く広がる香りと爽やかなのどごし、ふっくらとした味わいが楽しめますよ。贅沢な晩酌や記念日、贈答品にも良さそうですね。豊かなコクを楽しみたいなら、12～15度の微冷温でいただきましょう。お好みによりぬる燗も美味しいですよ。食中酒としても美味しくいただける純米吟醸酒で、和食から洋食までさまざまな料理に合う幅の広さも魅力です。
旭日『レトロラベル大吟醸』720ml
自治体名: 滋賀県愛荘町
寄附金額: 7,000円
レトロなラベルがかわいいこちらの返礼品は、滋賀県で醸造された「旭日 レトロラベル大吟醸」です。滋賀県で収穫された酒米「山田錦」を全量使用して半分まで磨きあげた真珠のように輝くお米を、能登杜氏の技術によって、華やかな大吟醸へ仕上げました。やさしい酵母の香りが、ホッとさせてくれる逸品です。まろやかな口当たりでやや淡麗・辛口な大吟醸は、冷酒としていただくのがおすすめ。日本最大の湖である琵琶湖がある近江地方は、良質の米と水に恵まれ、昔から酒造りが盛んな地。そんな恵まれた土地で、手造りの伝統を守る酒蔵が醸した気品と風格あふれる深い味わいが楽しめますよ。
SEN純米大吟醸2本セット
自治体名: 兵庫県加西市
寄附金額: 30,000円
ワインのようなボトルに入ったこちらの返礼品は、酒米農家が手がける「SEN純米大吟醸2本セット」です。一般的に、日本酒の原料米は多くの生産者がつくった米をブレンドして使われますが、「SEN」は兵庫県加西市で代々山田錦の栽培を行う農家によって造られた「一圃一酒」の日本酒です。ひとつの酒米だけでつくる日本酒は、産地特有の旨みをていねいに引き出すことが可能です。兵庫県産山田錦を40%まで磨き上げて、醸した純米大吟醸酒は、フルーティーな香りと丸みのある味わいがあり、口の中に穏やかな余韻が残ります。令和2年の関東信越国税局酒類鑑評会で特別賞を受賞した実力派の大吟醸を、味わってみませんか。
純米大吟醸 秋鹿 一貫造り 1.8L
自治体名: 大阪府能勢町
寄附金額: 40,000 円
こちらは、蔵元自らが栽培した山田錦を40%まで精米し、低温でじっくりと仕込んだ純米大吟醸です。お米の栽培には農薬・化学肥料は一切使わず、肥料は酒粕・糠・もみ殻等を再利用して、秋鹿酒造にて発酵堆肥を作って育てました。こだわりの栽培方法で育てたお米の持つパワーによって、深い味わいと適度な酸味が効いています。食中酒としても美味しくいただけるので、ジャンル問わず色々な料理と一緒に美味しくいただけます。常温はもちろん、冷やしたり少し温めたりと、お好みで異なる温度帯で楽しむのも良さそうです。大阪の地で「米作りから酒造りまで一貫造り」をモットーに長年酒造りに情熱を注ぐ蔵元の味、この機会にぜひ味わってみてください。
関西地方で造られた大吟醸を6品ご紹介しました。冷酒や熱燗、微冷温など、飲み方にも幅のある大吟醸がそろっていて、いつもとは違う飲み方に挑戦してみるのも楽しそうですね。日本酒といえば和食やおつまみなどと食べる方が多いと思いますが、スパイシーな料理と相性の良い大吟醸はぜひエスニック料理と一緒に味わってみたいものです。酒米農家が手がける大吟醸や、農薬を使わずに育てた酒米で造る大吟醸はどんな味がするか飲んでみたくなりますね。
