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寄付金の使いみち

日立市が守り育む、命と学びのまちづくり―「チンパンジーたちがのびのび暮らせる森へ」プロジェクト

地域が誇る銘菓やブランド牛、旬の農産物や水産物、店舗や旅行で便利に使用できる電子ポイントなど、ふるさと納税には、バラエティに富んだ返礼品が揃っています。
ふるさと納税の楽しみは、返礼品を選び、受け取ることだけではありません。

縁(ゆかり)のある地方自治体や、お世話になった思い入れのある自治体などへの寄附金の使い道を選ぶことで、自身の寄附金が町や村に与える影響を知ることも一つの醍醐味となるでしょう。

ふるさと納税バイブルでは、返礼品が目的の寄附だけではない選択肢を知ってもらうために、全国の自治体に寄附金の使い道を伺い、その想いを発信していきます。

今回ご紹介するのは、命を大切にするまちづくりを進めながら、チンパンジーを通じて人と人がつながる環境づくりに力を注ぐ茨城県日立市の取組です。

未来世代を大切に育み、自然と人の温かさに包まれる日立市

茨城県北部、山と海に包まれるように広がる日立市。

太平洋から届く光と風、そして背後に連なる里山の緑が織りなす豊かな自然環境は、長くこのまちの暮らしを静かに支えてきました。東京から常磐線で一本、約1時間半という距離にありながら、どこかゆったりとした時間が流れています。

市内を歩けば、海のきらめきや山の気配がすぐそばに感じられ、人と人との距離が近い“人間味のあるまち”であることが伝わってきます。

車がないとやや不便な場面もありますが、スーパーやコンビニなど日常生活に必要な施設は十分に整っています。百貨店や大規模商業施設はないものの、暮らしに困ることのない、素朴で誠実な住みやすさが息づいています。

このまちには、未来を担う子どもたちを大切にしてきた長い歴史があります。1975年から続くランドセルの無償提供は、その象徴的な取組のひとつです。

また、地域全体で子どもを見守る文化が根付いており、まちぐるみの温かな支え合いが今も受け継がれています。こうした積み重ねこそが、「子育てにやさしいまち」として地元で長く評価されてきた背景にあります。

このように、自然と人の温かさに包まれ、未来世代を大切にしてきた日立市には、穏やかで心地よい暮らしが静かに広がっています。

ふるさと納税で育む「日立市の未来」―寄附金の使い道

日立市では、動物の命を尊重し、子どもたちが安心して学べる環境を未来へつなぐまちづくりの一環として、「チンパンジーたちがのびのび暮らせる森へ」プロジェクトを推進しています。
ふるさと納税による寄附金は、この取組を支える大きな力となっています。チンパンジーたちが安全で快適に暮らせる環境づくりに、目に見える形で活用されることで、取組全体を力強く支えています。

「チンパンジーたちがのびのび暮らせる森へ」プロジェクト
—動物の命を尊重し、未来の学びを守るために—

チンパンジーの安全を守る、かみね動物園の改修プロジェクト

現在、日立市では、長年市民に親しまれてきた「かみね動物園」のチンパンジー展示エリアにおいて、安全性向上を目的とした改修工事が進められています。

園内では9頭のチンパンジーが群れで暮らしており、これまで放飼場の擁壁は約4メートルの高さでした。しかし、日本動物園水族館協会(JAZA)が示す「適正施設ガイドライン」では、高さ5メートル以上が望ましいとされており、基準を満たしていない状況にありました。

こうした課題を受け、老朽化への対応も含めて、擁壁を5.2メートルへとかさ上げする整備が進められています。この改修は、チンパンジーの安全を確保するだけでなく、飼育員や来園者を含めた、園に関わるすべての命を守ることを目的としたものです。

「万が一に備える」のではなく、「万が一を起こさない」ための予防的な投資として位置づけられており、動物園の将来を見据えた重要な取組となっています。

現在のチンパンジー舎

チンパンジー舎の改修イメージ図

改修工事は2026年3月に完了予定で、総事業費6,000万円のうち約3,000万円をクラウドファンディング型ふるさと納税により募っています。なお、このクラウドファンディングは2026年2月末まで実施される予定です。

市民と築いた歴史を礎に、チンパンジーの暮らしを次の時代へ

かみね動物園は1957年に開園し、茨城県で唯一の動物園として、市民に長く親しまれてきました。開園当初はわずか4種7頭から始まりましたが、現在では約100種540頭を飼育する規模へと発展しています。

幼稚園や小学校低学年の遠足先としても定番の場所となっており、多くの子どもたちの思い出の中に息づく存在です。世代を超えて記憶に残る場所であることが、かみね動物園の大きな特徴といえるでしょう。

こうした市民との深い関わりを大切にしながら、かみね動物園では「動物の幸せ」と「来園者の学び」の両立を理念に掲げています。開園50周年を機に、園内では段階的なリニューアルを進めてきました。

チンパンジー舎もその一つです。かつては昭和期に建てられたコンクリート造りの獣舎で、行動が制限される環境にありました。しかし、2008年のリニューアルにより、木登りや仲間同志の交流など、より自然に近い行動が見られる放飼場へと生まれ変わりました。

動物本来の姿を尊重する環境づくりは、動物福祉の向上だけでなく、来園者にとっても「命の営み」を学ぶ大切な機会となっています。

また、かみね動物園では毎年「チンパンジーの森をつくろう」という植樹活動を行い、多くの市民が参加して“森づくり”を続けています。こうした協働により、チンパンジーたちの暮らしが豊かになるだけでなく、来園者にとっても命を学ぶ場が広がっています。

今回の改修は、こうした長年の取組を未来へつなぐための基盤整備でもあります。

日立市が紡ぐ、学びと命を守るまちづくり

今回の整備は、チンパンジーの暮らしを守るだけでなく、来園者や市民にとっての「学びの場」を未来へつなぐプロジェクトでもあります。

日立市が大切にしているのは、華やかな再開発ではなく、地域に根ざした「大切な日常」を守り続けることです。

子どもたちが安心して学べる環境を将来へ引き継ぐこと。動物の命を尊重する姿勢を、次世代へ受け渡していくこと。市民の心に息づくかみね動物園を、これからも変わらず続く場所として守り続けたい――それが日立市の変わらぬ思いです。

こうした理念が、「チンパンジーたちがのびのび暮らせる森へ」プロジェクトにつながっています。
寄附を通じてチンパンジーたちの暮らしを支え、子どもたちの学びの場を次の世代へつなぐ。この取組は、静かでありながら確かな形で、思いやりの輪を広げ、温かなつながりを育んでいます。

かみね動物園の外観

日立市の地域づくりを支える、ふるさと納税の力

日立市では、チンパンジーの暮らしを守る取組を進めながら、動物を通じて人と人がつながる、やさしいまちづくりを推進しています。
こうした取組を力強く支えているのが、ふるさと納税の寄附金です。

返礼品をお楽しみいただいたそのあとに、ぜひ一度、日立市の魅力を現地で感じてみてください。
あなたの寄附がどのようにまちの暮らしに生かされているのか。その答えを、きっと目で見て、心で感じていただけるはずです。

ふるさと納税返礼品

日立市では、地域の未来につながる取組と並行して、地域の魅力や技術を知っていただけるよう、個性豊かな返礼品をご用意しています。ここからは、その中でも特に人気の3品をご紹介します。
どれも日立市ならではのこだわりが詰まった逸品ばかりです。

1.「HITACHI」サイクロン式掃除機

 

まずご紹介するのは、HITACHI発祥の地・日立市ならではの返礼品、日立市で製造された高性能クリーナーです。

「パワーブーストサイクロン」技術により、吸い込んだ空気を効率よく加速させ、力強い旋回気流でごみと空気をしっかり遠心分離。流路や集じん部を徹底的にスムーズにすることでパワーロスを抑え、強い吸引力が長く続くのが特長です。

さらに、日立が長年培ってきた流体解析技術を生かした「ハイパワーファンモーター」が、力強い吸引力を生み出します。まさに“モーターの日立”の名にふさわしい、確かな技術が息づいた一台です。

しっかり吸い込むパワーがありながら、運転音はわずか59dB。日常の掃除をしっかり支えつつ、家族の時間を邪魔しないやさしい静音設計です。

創業の地・日立市で丁寧に製造された品質を、そのまま皆さまの暮らしへ。
技術と信頼が詰まった家電を、日立市から自信をもってお届けします。

2.  あんこう鍋

続いてご紹介するのは、茨城の冬を代表する味覚をそのままご家庭で楽しめる「あんこう鍋セット」です。

あん肝の旨みがしっかり溶け込んだ特製スープに、お好みの野菜や豆腐を加えるだけで、本格的なあんこう鍋が手軽に味わえます。三種の味噌をベースに、あん肝のコクと豆乳のまろやかさを合わせたスープは、体の芯まで温まる深い味わいが魅力です。

寒い季節に寄り添う一杯を、日立市の想いとともにお楽しみください。

3.  絵本「とりこしふくろう」

最後にご紹介するのは、日立市ゆかりの物語を届ける返礼品、滑川まいさんの絵本『とりこしふくろう』とオリジナルポストカードのセットです。

日立市出身で、かみね動物園スタッフとして働く滑川さんが描いたこの絵本は、心配性のふくろうじいちゃんのもとに、ひとりぼっちのひよこが迷い込むところから始まる、やさしさとユーモアに満ちた物語です。MOE創作絵本グランプリでも注目を集めました。

セットには、花の形がハリネズミを思わせるエキナセアを描いたオリジナルポストカード「はりねずみとエキナセア」もお付けしています。

日立市で育まれた感性が息づく作品を、ぜひご家庭でお楽しみください。

自治体情報

茨城県北部、太平洋の大きな海に寄り添う日立市は、海と山の自然に恵まれ、産業と暮らしが調和してきたまちです。水平線に広がる海の景色は季節ごとに表情を変え、市民の生活に静かな豊かさをもたらしています。

市内には住宅地や商業施設が整い、海水浴やハイキングなど自然と触れ合える環境も豊かです。久慈浜しらすをはじめとした海の幸、日立製作所創業の地として培われた技術力、文化の拠点となる日立シビックセンターなど、多彩な魅力が息づいています。

市街地を見下ろす高台にはかみね公園が広がり、春には「日本桜の名所100選」に選ばれた桜が街を彩ります。頂上の展望台からは360度の眺望が楽しめ、夜景や初日の出の名所として親しまれています。

かみね公園から望む日立市の夜景

海辺にはガラス張りの美しいJR日立駅が立ち、国内外で数々のデザイン賞を受賞しています。展望スペースからは太平洋を一望でき、併設の「シーバーズカフェ」では海を眺めながら食事を楽しめます。

山あいには、古くから信仰を集めてきた御岩神社が静かに佇みます。境内には多くの神々が祀られ、茨城百景にも選ばれた清らかな景観が広がります。参道の先で出会う三本杉は県指定天然記念物で、その圧倒的な存在感が訪れる人を魅了します。

御岩神社

海と山、そして人々の営みが重なり合う日立市は、どこか懐かしさを感じさせながらも、新しい魅力を取り込み続けるまちです。太平洋の光と風に包まれたこの地は、今も静かにその魅力を伝えています。

日立市のふるさと納税

茨城県日立市の基礎情報や返礼品をまとめてご覧いただくことができます。

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