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寄付金の使いみち

復興の力と人の絆が紡ぐ、希望へ歩み出す能登町

地域が誇る銘菓やブランド牛、旬の農産物や水産物、店舗や旅行で便利に使用できる電子ポイントなど、ふるさと納税には、バラエティに富んだ返礼品が揃っています。

ふるさと納税の楽しみは、返礼品を選び、受け取ることだけではありません。

縁(ゆかり)のある地方自治体や、お世話になった思い入れのある自治体などへの寄附金の使い道を選ぶことで、自身の寄附金が町や村に与える影響を知ることも一つの醍醐味となるでしょう。

ふるさと納税バイブルでは、返礼品が目的の寄附だけではない選択肢を知ってもらうために、全国の自治体に寄附金の使い道を伺い、その想いを発信していきます。

今回ご紹介するのは、震災からの復興を着実に進めながら、人口減少という課題にも向き合い、移住・定住促進に力を注いでいる石川県能登町の取組です。

里山里海と伝統文化が調和するまち・能登町

石川県の北部に位置する能登町は、日本で初めて世界農業遺産に指定された「能登の里山里海」に育まれた豊かな自然と、暮らしに根づく祭りの文化が息づく、魅力あふれるまちです。

日本遺産に認定された「キリコ祭り」や、ユネスコ無形文化遺産「あまめはぎ」など、地域に伝わる祭礼は人々の暮らしと深く結びつき、四季折々の風景とともに独自の文化を紡いできました。

町には、人のあたたかさを感じられる地域コミュニティがあり、親しみのある関わり合いが日常に息づいています。互いに支え合うつながりが、暮らしの安心と豊かさを支えているのです。

また、能登町の大きな魅力のひとつが食の恵みです。冬の味覚として知られるブリをはじめ、鮮度抜群のスルメイカ、柔らかな肉質の能登牛、さらにいちごやブルーベリーなど、海と大地の恵みが食卓に彩りを添えます。

交通アクセスについては鉄道が通っていないため、車がないと不便を感じることもあります。しかし「のと里山空港」が利用でき、東京までは約1時間、金沢までは車で約2時間と都市部への移動も可能です。

教育環境は高校まで整っているものの、大学などの高等教育機関はありません。そのため能登町では、「帰ってきたくなるまち、心にありつづけるまち」の実現を重要なテーマとして掲げ、子育て世代も安心して暮らせる環境づくりに取り組みながら、未来へ希望をつなぐ施策を進めています。

このように能登町は、自然の豊かさと文化の奥深さ、人の温もりと食の恵みが調和した、日々を心豊かに彩ってくれる魅力あふれるまちです。

ふるさと納税で育む「能登町の未来」―寄附金の使い道

能登町は、未来を担う地域社会を育むために、震災からの復興を着実に進めながら、人口減少への対応として移住・定住促進にも力を注いでいます。

これらの取組には、ふるさと納税による寄附金が活用されており、具体的には、以下のような事業に充てられています。

支援と交流が後押しする着実な復興の歩み

2024年元旦に発生した令和6年能登半島地震は、被災地域の住まいや水道・下水道といった生活基盤を奪い、能登町でも生業の停止や地域文化・景観に深い傷を残しました。

復旧作業は日々進められているものの、発災から2年近く経った現在も、完全な復旧にはなお時間を要する状況です。

能登町では現在、水道は再開しているものの、下水道は応急処置にとどまっています。復旧は2028年を目標に進められていますが、半島という地理的条件に加えて事業者不足も重なり、工事は思うように進んでいないのが現状です。そのため道路の本格復旧も見通しが立たず、インフラ整備は今後の大きな課題となっています。

また、いまだに多くの住民が仮設住宅での生活を余儀なくされています。

「2025年11月1日現在、能登町では524世帯が仮設住宅、104世帯が※みなし仮設住宅に入居しており、町全体の世帯数6,837のうち約1割が仮設住宅での生活を続けているのが現状です」(能登町自治体関係者・以下同)

※みなし仮設住宅とは、自治体が借り上げた民間賃貸住宅などを仮設住宅として提供する仕組みです。

この状況を支えるため、ふるさと納税の寄附金は町民の「住まい」と「生業」の再建に活用されています。罹災証明の線引きによって補助対象外となるケースもある中でも、住宅の修理に対する支援や地域の暮らしを支える取組が続けられています。

一方で、能登町の人口減少は深刻です。震災前の15,187人から現在は13,848人へと約1割が減少し、特に子育て世帯の流出が目立っています。だからこそ、「残った人を支え、未来に希望を持てるまちへ」という思いを胸に、復旧・復興に取り組んでいます。

このような状況の中、ふるさと納税による寄附金は、能登町の住民一人ひとりの暮らしを支える大きな力となっています。

「能登半島地震の記憶が少しずつ風化しつつある今、寄附をいただけることは、町民にとって“忘れないでいただけた”という喜びにつながっています。能登町では、宿泊施設も徐々に再開しています。ぜひ能登町を訪れ、美味しいものを味わいながら、町の現状と前へ進む姿をご覧いただければ幸いです」

このように、能登町の復興は、寄附や訪問を通じて寄せられる人々の思いに支えられ、着実に歩みを進めています。

復興の歩みとともに進む移住・定住促進

能登半島地震からの復旧・復興に取り組む能登町では、同時に人口減少への対応として移住・定住促進にも力を入れています。2015年から「能登町定住促進協議会」を設置し、町の未来を見据えた取組を続けています。

ふるさと納税による支援は、移住者への引っ越し費用や家賃補助、定住住宅助成金や新築時の補助など、暮らしの基盤を整えるために活用されています。また、移住相談や地域とのマッチングサポートを行うことで、新しい住民が安心して地域に溶け込める環境づくりを進めています。

「能登町が大切にしているのは人口の取り合いではなく、『本当に能登を理解し、関わりたい人』とのつながりです。災害ボランティアをきっかけにご縁が生まれた方もいれば、祭りに参加する人、農作業を手伝う人など、関わり方はさまざまです。こうした関係人口の広がりこそが、町を支える力になっています」

このように能登町は、復興と並行して移住・定住促進、関係人口創出にも取り組み、残った人を支えると同時に、町に思いを寄せて関わる人々とともに、希望ある未来へ向けたまちづくりを進めています。そこに関わる一人ひとりの思いが重なり合い、新しい未来が描かれていきます。

能登町の地域づくりを支える、ふるさと納税の力

能登町は、震災からの復旧・復興とあわせて、移住・定住促進や地域文化の継承を軸に、住民が安心して暮らし、未来に希望を持てる環境づくりを進めています。復旧はまだ道半ばではありますが、前を向き、暮らしと文化を取り戻そうとする人々が日々歩みを進めています。そして、こうした取組を力強く支えているのが、ふるさと納税の寄附金です。

寄附金は、単なる財源ではなく、住まいや生業の再建、子育て支援、移住者の暮らしの基盤整備など、能登町の未来に直結するさまざまな施策に活用されています。まさに、地域の温かなつながりを後押しし、まちの活力を生み出す大切な力となっています。

「寄附して終わり」ではなく、ぜひ一度、能登町を訪れてみてください。あなたの寄附がどのように町の暮らしに生かされているのか。その答えを、きっと目で見て、心で感じていただけるのではないでしょうか。

ふるさと納税返礼品

ふるさと納税だからこそ出会える、能登町の魅力的な「逸品」をご紹介します。

1.スルメイカ

 

能登町の「小木港」は、日本三大イカ漁港のひとつとして知られています。ここで水揚げされるスルメイカは、船上で急速冷凍されるため鮮度は抜群。ほどよい甘みと柔らかな食感が特長で、噛むほどに旨みが広がります。その味わいは、お刺身はもちろん、ソテーやサラダ、煮物、天ぷらなど多彩な料理で楽しめます。真心のこもった漁師の技と海の恵みをぜひご賞味ください。

2.  ブランド和牛「能登牛」のお肉

「能登牛」は、豊かな自然環境と丁寧な飼育によって育まれたブランド牛です。きめ細やかな霜降りと柔らかな肉質が特長で、口に含むと上品な甘みと深い旨みが広がります。ステーキはもちろん、すき焼きやしゃぶしゃぶ、焼肉など幅広い料理でその美味しさを堪能いただけます。実直な生産者の技と能登の大地の恵みをぜひお楽しみください。

3.「マルガー」ジェラートセット

地元の新鮮なミルクや旬の食材を活かした、こだわりのジェラートです。能登の塩や抹茶、ピスタチオ、いちご、チョコレート、ラムレーズンなど多彩なフレーバーが揃い、ひと口ごとに違った美味しさを楽しめます。素材本来の風味を大切に仕上げているため、濃厚でありながら後味はすっきり。華やかなセットは、誕生日や記念日、季節の贈り物にぴったりで、幅広い方に喜ばれる逸品です。

自治体情報

能登町は、能登半島の北東部に広がる里山と里海の豊かな自然と、古くから続く農業・漁業文化が調和する穏やかな町です。外浦の荒々しい断崖とは対照的な内浦の穏やかな湾岸が織りなす海の姿は、訪れる人々を優しく魅了します。

山々や川と海が織りなす風景は農業や漁業を支え、定置網漁によるブリや沖合・遠洋漁業によるイカの水揚げは町の産業の中心を担っています。

2005年に能都町、柳田村、内浦町が合併して誕生した能登町は、それぞれの地域が持つ歴史や文化を受け継ぎながら、ひとつの町としてのまとまりを築いてきました。縄文時代の大規模集落跡「真脇遺跡」は、古代から人々がこの地で暮らしてきた証であり、町の文化的な象徴となっています。

また能登町は、観光資源も豊かな地域です。日本百景に選ばれた九十九湾は、入り組んだ海岸線と透明度の高い海が美しく、遊覧船から眺めると自然が織りなす壮麗な風景を楽しむことができます。恋路海岸はその名の通りロマンチックな雰囲気を漂わせ、夕暮れ時には幻想的な情景が広がります。

さらに、透明度の高い海で楽しむダイビングや温泉など、自然とともに心安らぐ時間を過ごせる場所が数多くあります。

食文化においては、冬の寒ブリをはじめ、イカやサザエなどの海の幸が豊富です。地元ならではの料理として「ブリしゃぶ」や、魚醤の一種で能登町の食文化を象徴する伝統的な調味料「いしる」を使った「いしる鍋」が親しまれています。漁港には新鮮な魚介が並び、訪れる人々に能登ならではの味わいを届けています。

このように、能登町の里山と里海が織りなす暮らしと文化は、今もなお息づき、訪れる人々に新しい発見と温かなつながりを届けています。

能登町のふるさと納税

石川県能登町の基礎情報や返礼品をまとめてご覧いただくことができます。

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