
投稿日:2025年7月9日
地域が誇る銘菓やブランド牛、旬の農産物や水産物、店舗や旅行で便利に使用できる電子ポイントなど、ふるさと納税には、バラエティに富んだ返礼品が揃っています。
ふるさと納税の楽しみは、返礼品を選び、受け取ることだけではありません。
縁(ゆかり)のある地方自治体や、お世話になった思い入れのある自治体などへの寄附金の使いみちを選ぶことで、自身の寄附金が町や村に与える影響を知ることも一つの醍醐味となるでしょう。
ふるさと納税バイブルでは、返礼品が目的の寄附だけではない選択肢を知ってもらうために、全国の自治体に寄附金の使いみちを伺い、その想いを発信していきます。
今回ご紹介するのは、通学定期券の購入費補助など、独自の制度を通じて市民の暮らしを支えている北海道北斗市の取り組みです。
豊かな自然と食文化が息づくまち
北海道の南端、函館市に隣接する北斗市。北にはきじひき高原、南には津軽海峡を望み、山と海に囲まれた豊かな自然環境が魅力のまちです。
北海道の中では比較的温暖で雪も少なく、穏やかな気候に恵まれています。この環境を活かし、農業が盛んに行われています。長ネギやトマトをはじめ、ふっくらとやわらかな食感が特徴のブランド米「ふっくりんこ」の産地としても知られています。
また、津軽海峡に面する北斗市では、ホッキ貝や牡蠣、わかめ、ふのりなど、新鮮な魚介類も豊富に水揚げされています。
自然の恵みあふれる北斗市は、桜の名所としても名高く、春には市内各地が美しい桜で彩られます。特に人気のスポットは、法亀寺の樹齢300年を超え、高さ12メートルを誇る見事なしだれ桜、松前藩戸切地陣屋跡、大野川沿いの桜並木などです。
さらに、北斗市は子育て支援にも力を入れています。高校卒業までの医療費無償化のほか学校給食費の無償化にも取り組むなど、子育て世代に寄り添った施策を実施しています。
このように、北斗市は豊かな食と自然、そして充実した子育て支援が調和する、暮らしやすさが魅力のまちです。
子育て世代の家計を応援!―通学定期券購入費サポート
北斗市では、市民の皆さんが豊かな生活を送れるよう、さまざまな独自の制度を設けています。
そのひとつが、通学定期券購入費用の一部を補助する「通学定期券購入費用補助制度」です。この制度は、通学にかかる経済的負担を減らし、公共交通の利用を促す目的で2017年に始まりました。
支給対象は、市内に住む小・中・高校生および大学生などです。利用する交通機関に応じて、通学定期券の購入費用の20〜30%を補助しています。対象となるのは、道南いさりび鉄道、函館バス、JR北海道の3社です。
この制度は、子育て世帯の負担を軽減する北斗市独自の取り組みとして、多くの市民の皆さんを支えています。
若者の地域定着を促進!―奨学金返済サポート
北斗市では、若者の定住を応援するため、奨学金返済のサポートを行っています。大学入学などで奨学金を借りた方が北斗市に移住(UIJターン)し、市内または近隣市町で就職した場合に、奨学金の一部を補助する取り組みです。
補助期間および助成上限額は、以下のとおりです。
●就業先が市内の福祉職の場合
補助期間:5年間 、助成上限額:月額2万円(年間24万円)
●就業先が市内の一般職の場合
補助期間:5年間 、助成上限額:月額1万円(年間12万円)
●就業先が近隣市町事業所の場合
補助期間:3年間 、助成上限額:月額1万円(年間12万円)
「この補助金制度は、若い世代の市への回帰と定住促進を目的に、2021年にスタートしました。制度を利用した市民からは、“とても助かっている”と喜びの声が寄せられており、市民の満足度の向上にもつながっています」(北斗市自治体関係者)
北斗市は、奨学金返済の負担を軽減することで、若い世代が安心して働き、定住できる環境づくりを後押ししています。
空き家を地域の資源に!―空き家バンク利活用補助金
北斗市では、空き家を有効活用し、移住・定住を促進するため、「空き家バンク利活用補助金」を2017年4月から開始しました。
この制度は、市の空き家バンクに登録された物件を居住目的で取得または賃借した方を対象に、初期費用の一部を補助するものです。
空き家バンクとは…空き家を「貸したい」「売りたい」「無償で譲りたい」という方から申込を受けて、その情報を「空き家を使いたい」という方に紹介する制度です。
※「無償で譲りたい」は「0円空き家」として2025年4月からスタートしました。
● 物件の所有者に対する補助
• 相続登記にかかる司法書士報酬:費用の1/2(上限10万円)
• 不用品処分費用:費用の1/2(上限10万円)
● 空き家の取得・賃借者に対する補助
• 改修工事費・解体工事費:費用の1/2(上限50万円、賃借の場合は上限30万円)
• 所有権移転登記費用:上限10万円
この制度は、北斗市への移住を希望する人や、市内の空き家を有効に活用したいと考えている人にとって、初期費用の負担を軽減する有効な支援策であり、あわせて空き家対策の推進にもつながっています。
このように、北斗市が実施しているこれらの制度は、市民の皆さんが快適に暮らせる環境づくりに大きく貢献しています。そして、北斗市への移住を検討している方々にとっても、移住・定住を後押しする心強い支援となっています。
ふるさと納税を通じて、こうした取り組みを応援し、北斗市の未来をともに支えてみませんか。
ふるさと納税返礼品
1.トラピストバター
日本では希少な乳酸菌を使用して作られた、風味豊かな発酵バターです。ヨーロッパの伝統製法を受け継ぎ、トラピスト修道院の敷地内にある工場で製造されています。
まろやかでコクのある味わいが特徴で、トーストしたパンにそのまま塗るのはもちろん、お菓子作りや料理にもよく合います。トラピストバターの豊かな風味が、素材の美味しさを一層引き立ててくれます。
2.ワイン「ほくとの大地から」
北斗市では肥沃な土地を活かし、ワイン用ブドウの栽培が盛んに行われています。
「ほくとの大地から」は、北斗市の大野農業高校の生徒たちが丹精込めて育てたブドウを使用したワインです。
●赤ワイン
キャンベルアーリー種を100%使用 。ストロベリーに似た甘い香りと、さわやかな酸味が調和した赤ワインです。口当たりが軽く、赤ワインが苦手な方にもおすすめの1本です。
●白ワイン
ナイアガラ種を100%使用。フレッシュで華やかな香りに、洋梨やライチのような甘さが広がります。日本ワインコンクール2022にて銀賞を受賞した自信作です。
自治体情報
北海道南部(道南)に位置する北斗市は、2006年に上磯町と大野町が合併して誕生した市です。漁業・農業・商工業を基盤に発展してきた地域であり、2016年には北海道新幹線の「新函館北斗駅」が開業し、「海と観光と新幹線のまち」として新たな注目を集めています。
新幹線を利用すれば、東京から約4時間、函館市内からは電車で約25分とアクセスも良好で、道内外から多くの観光客が訪れています。
市内には、函館山や大沼国定公園、道南のシンボル駒ヶ岳を一望できる「きじひき高原」や、四季折々の自然を満喫できる「八郎沼公園」など、魅力的な観光スポットが点在しています。
また、美しいポプラ並木が印象的な「トラピスト修道院」では、名物のトラピストバターやバターを使用したソフトクリームが購入でき、多くの来訪者に親しまれています。
北斗市のふるさと納税
北海道北斗市の基礎情報や返礼品をまとめてご覧いただくことができます。
