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寄付金の使いみち

全国トップクラスの子育て支援を実施。明石市が未来へ繋ぐ「やさしいまちづくり」

地域が誇る銘菓やブランド牛、旬の農産物や水産物、店舗や旅行で便利に使用できる電子ポイントなど、ふるさと納税には、バラエティに富んだ返礼品が揃っています。

ふるさと納税の楽しみは、返礼品を選び、受け取ることだけではありません。

縁(ゆかり)のある地方自治体や、お世話になった思い入れのある自治体などへの寄附金の使いみちを選ぶことで、自身の寄附金が町や村に与える影響を知ることも一つの醍醐味となるでしょう。

ふるさと納税バイブルでは、返礼品が目的の寄附だけではない選択肢を知ってもらうために、全国の自治体に寄附金の使いみちを伺い、その想いを発信していきます。

今回取り上げるのは、全国トップクラスの子育て支援を実施し、市民にやさしいまちづくりを実現している兵庫県明石市の取り組みです。

美しい海と抜群の住みやすさが魅力の町

明石市は兵庫県南部に位置し、瀬戸内海に面した「海峡のまち」です。明石海峡大橋を望む美しい海岸線があり、漁業が盛んな地域です。明石鯛や明石だこをはじめ多種多様な魚介類が水揚げされています。

また、明石市は「住みやすい町」として全国的に評価されています。神戸へは電車でわずか15分、大阪までは40分と、通勤・通学にも非常に便利な立地です。さらに明石市は全国トップクラスの子育て支援を実践している自治体としても知られています。「子育て支援の5つの無料化」を掲げ、以下の支援を所得制限なしで受けられるのが特徴です。

1.    高校卒業までの医療費
        市内外を問わず、病院代・薬代などの医療費が無料で利用可能。
2.    第2子以降の保育料
     市外の保育施設でも適用され、兄弟姉妹の年齢差も関係なく無償。
3.    0歳児へのおむつ定期便
        生後3か月から満1歳まで、毎月紙おむつや育児用品を無料配達。
4.    中学校の給食費
        温かい給食を無償提供し、家庭の負担を軽減。
5.    公共施設の入場料
        天文科学館、文化博物館、親子交流スペース、海浜プールなどの施設が無料で利用可能。

このように、明石市の子育て支援はとても充実しており、全国から高く評価されています。子育て世代の移住先としても大変人気が高く、明石市は12年連続で人口増加を記録しています。

明石市では、地域全体で子育てを支える風土が根付いており、人にやさしい町としての魅力が溢れています。美しい海とあたたかな地域社会を未来へつなぐため、明石市は数々の取り組みを行っています。

育児用品を無料で宅配「 0歳児見守り訪問おむつ定期便 」

明石市では、子育て支援の一環として、2020年に「0歳児見守り訪問おむつ定期便」をスタートしました。
この事業は、生後3か月から満1歳の誕生月までの赤ちゃんを対象に、紙おむつなどの育児用品を毎月無料で配達するとともに、赤ちゃんと保護者の見守りをしています。

配達業務は「コープこうべ」へ委託しており、育児経験のある支援員が配達を行っています。宅配員は、単に荷物を届けるだけでなく、子育ての悩みに耳を傾けたり、赤ちゃんや保護者の様子を見守る役割も担っており、高く評価されています。配達時のちょっとした声かけや対話が、子育て家庭の孤立を防ぎ、相談内容に応じて、市の子育てサービスや子育て関連施設、関係部署を紹介など、必要な支援につながっています。

保育士が働きやすい環境を実現

明石市では、将来を見据えた“未来への投資”として、安定した子育てができる環境づくりに力を入れています。 その一環として特に注力しているのが、保育士不足の解消です。
子どもたちを支える保育士を安定的に確保するため、手厚い支援を行っています。

「市内私立保育所等が、新規採用した常勤保育士等のための宿舎を借り上げる場合に、採用日から5年までの保育士を対象に、月額57,000円を限度に、その費用の一部を助成しています。さらに、保育士自身のお子さんについては、市内の保育施設に優先的に入所できるなど、保育士が働きやすい環境を整えています。 また、主に保育士資格をお持ちで、現在保育所等で就労していない方の就職・現場復帰を支援するために保育士総合サポートセンターを設置しています」(明石市自治体関係者・以下同)

すべてのこどもに家庭のぬくもりを―あかし里親100%プロジェクト

明石市では、さまざまな事情で自分の家庭で暮らすことができないすべてのこどもたちが、家庭的な環境で安心して育つことができるよう、里親制度の普及を推進しています。
 
「あかし里親100%プロジェクト」として、里親を必要とするこどもたちが、可能な限り生活環境を変えずに暮らせるよう、市内すべての小学校区に里親家庭の登録を目指しています。

本市では、里親制度に関心のある人が気軽に相談できるよう、「あかし里親センター」を設置。同センター主催で「里親説明会」を毎月開催するとともに、個別相談や出前講座も行っており、地域に根ざした支援体制を整えています。

こうした活動を通じ、明石市のすべてのこどもが家庭の温もりを感じながら、一人ひとりにあった、望ましい環境で暮らすことができるよう、里親推進に取り組んでいます。

美しい海を守り、水産資源を保護する取り組み

明石市では、子育て支援と並行して、豊かな海と貴重な水産資源を次世代へ引き継ぐための保全活動にも力を入れています。

「明石だこやいかなご等の水産資源が年々減少していることを受け、海の生産力を回復させるための環境づくりを進めています。一例として、漁場の基礎生産力の向上や水産資源を増やすことを目指して、栄養塩のもととなる窒素やリンを含んだ肥料を漁場へ投入する“施肥”や池の底にたまった泥を掘り起こし、腐葉土を川を通じて海へ届ける“かいぼり”の取り組みを行っています。また、“海のゆりかご”と称される『アマモ場』の造成に積極的に取り組んでいます。アマモは海草の一種で、その群生地であるアマモ場は魚などの水産生物の産卵や稚魚の育成場としての役割のほか、水質の浄化にも寄与するなど、海の生態系にとって欠かせない存在です」

このように明石市では、地元の漁業協同組合や企業、NPO法人などと連携しながら、持続可能な海洋環境の保全に取り組んでいます。
こうした努力が、市民一人ひとりに「明石でずっと暮らしたい」と思ってもらえるまちづくりにつながっています。

明石市に寄せられたふるさと納税の寄附金は、子どもたちの未来を支える「0歳児見守り訪問おむつ定期便」などの子育て支援事業や、美しい海を守るための環境保全活動に活用されています。これにより、多くの市民が安心して生活できる環境を享受しています。ふるさと納税を利用し、明石市の未来を支える応援をしてみてはいかがでしょうか。

自治体情報

明石市は兵庫県南部に位置し、瀬戸内海に面した町です。中世には明石城の城下町として発展し、1919年に市制施行した歴史のある地域です。
明石市には日本標準時の基準となる東経135度子午線が通っており、「時のまち」としても知られています。

ふるさと納税の返礼品で最も人気の品はおむつです。明石市にはP&Gの製造工場があり、国内で流通する「パンパース」はすべて明石工場で生産されています。おむつは子育て支援に力を入れている明石市ならではの返礼品です。

 


また、お茶などの飲料も人気です。コカ・コーラボトラーズジャパンの工場は無菌充填ラインを採用しており、全国に安全で高品質な製品を供給しています。
 
ふるさと納税の返礼品で魅力ある商品を楽しみ、明石市を応援してみてはいかがでしょうか。

明石市のふるさと納税

兵庫県明石市の基礎情報や返礼品をまとめてご覧いただくことができます。

 

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