1. ふるさと納税バイブルTOP
  2. 特集
  3. 寄付金の使いみち
  4. 「獅子たちの里」三木町がまちを挙げて取り組む地域振興と教育整備

寄付金の使いみち

「獅子たちの里」三木町がまちを挙げて取り組む地域振興と教育整備

ふるさと納税の楽しみは、返礼品を選び、受け取ることだけではありません。
地域が誇る銘菓やブランド牛、旬の農産物や水産物、店舗や旅行で便利に使用できる優待券など、ふるさと納税には、バラエティに富んだ返礼品が揃っています。

縁(ゆかり)のある地方自治体や、お世話になった思い入れのある自治体などへの寄附金の使いみちを選ぶことで、自身の寄附金が町や村に与える影響を知ることも一つの醍醐味となるでしょう。

ふるさと納税バイブルでは、返礼品が目的の寄附だけではない選択肢を知ってもらうために、全国の自治体に寄附金の使いみちを伺い、その想いを発信していきます。

今回取り上げるのは、地域のイベントで町を盛り上げ地域振興をはかるとともに、子育て支援や教育整備にも力を入れている香川県三木町の取り組みです。

町を元気にするイベント「獅子たちの里 三木まんで願。」

三木町で毎年10月第4土曜日に開催される「獅子たちの里 三木まんで願。」は、三木町の「もの・ひと・こと」が一堂に集まる大規模なイベントです。
古くから獅子舞が盛んな三木町で、町民たちの話し合いを経て、2012年に誕生しました。

「『まんでがん』とは、香川県の方言で“全部”という意味です。つまり、“三木町の全部が揃うお祭り”の意味を込めて名付けました。町民の“町を元気にしたい”、“地域ブランドを構築したい”という願いがこのお祭りに込められています」
(三木町自治体担当者・以下同)

獅子舞は江戸時代に香川県に広まったといわれており、三木町では農業が盛んな地域として、豊作や長寿を祈る舞から、やがて五穀豊穣を感謝する舞へと発展しました。
 明治以降の神仏分離令の影響で、獅子舞は神社を中心に奉納され、各神社や集落でその伝統が守られてきました。

「三木町には“獅子連”と呼ばれるグループが約50団体あり、それぞれの神社で獅子舞を奉納しています。普段は他の獅子連と一緒に舞うことはありませんが、この日だけは、三木町内の獅子連が一堂に会し、迫力ある演舞を披露します」

地域の活性化を願い、若い世代にも興味を持ってもらおうと、屋台の出店や「子ども獅子舞」、地元の高校生による吹奏楽や合唱、書道のパフォーマンスなど、多彩な企画でお祭りを盛り上げています。

「『三木まんで願。』には、県内外から多くの獅子舞ファンが訪れ、年々来場者が増加しています。2023年には、人口26,000人の三木町に56,000人が参加する大規模なイベントに成長しました。そして、2024年から祭りの開催費用に、ふるさと納税の寄附金を活用させて頂くことになりました。」

2024年の「三木まんで願。」は10月26日(土)に開催され、スペシャルイベント「SHISHI-1グランプリ」は大いに盛り上がりました。
2025年の大阪・関西万博では、三木町の獅子舞が香川県の伝統芸能として参加することが決まっており、当日はこの万博出演権を懸けた、小獅子連同士の熱い戦いが繰り広げられました。



スクールバスに子どもの描いた絵をラッピング

三木町は「子育てよし、住んでよし、学び遊んでよし、働いてよし」の暮らし豊かな三木
町の実現を目指し、教育環境の整備や子育て支援に力を入れています。
その一環として、ふるさと納税の寄附金が、スクールバスの購入費用にも充当されています。

「町内に4校あるうちの1つ、平井小学校のスクールバスが老朽化したため、新しいバスの購入費用の一部をふるさと納税の寄附金で賄いました。さらに、町内の小中学校からイラストを募集し、選ばれた11作品をバスにラッピングしました。お披露目式には、イラストを描いた児童・生徒たちも参加し、自分の描いた絵がラッピングされたバスを目にして『愛着が湧くし、親しみを感じる』ととても喜んでいました。記念撮影も行われ、会場は大いに盛り上がりました。」



町の子どもたちが描いたイラストをラッピングしたバス

今回の取り組みは好評を博し、今後もスクールバスの買い替えが必要になった際には、ふるさと納税の活用が検討されています。

幼稚園、小中学校の図書室に新しい本を購入

図書整備も、三木町がふるさと納税の寄附金を充当している事業のひとつです。
2020年から2024年の“5か年計画”で進められており、町内の4つの幼稚園、4つの小学校、1つの中学校へ、新しい本を毎年約200万円、5年間で1,000万円分購入しています。

「毎年約2,000冊の新しい本を購入しており、本が届くたびに子どもたちは大変喜んでくれます」

学校で本を借りる児童たち


三木町では地域振興や子育て支援、教育環境の充実を目指して様々な取り組みが行われています。これらの活動を応援したいという方は、ぜひふるさと納税を通してご寄附をお願いいたします。

自治体情報

香川県の東部に位置する、人口約26,000人の町。
県都高松市へは電車または車で30分と好アクセス。「ほど良く都会」「ほど良い田舎」を実現できるまちです。

小さい町ながら、町内には保育所・幼稚園から小中学校、高校、大学まであり、教育体制が整っています。また、国立大学附属病院をはじめ医療施設も多く、暮らしやすい環境です。2024年に発表されたアンケート調査では、四国内で「住み続けたい街ランキング」1位に選ばれました。

「いちごのまち」としても知られる三木町。いちごの出荷量は香川県内でトップを誇ります。
香川県でのみ栽培されている「さぬきひめ」は、甘く深みのある香りとやわらかでジューシーな食感が特徴。
希少性の高い「女蜂」は、贈答用としても喜ばれています。
2024年には「香る苺/Scentberry/セントベリー」が新たに登場。 さわやかな香りと色つやの良さ、みずみずしい甘さが特徴の「夏いちご」です。

三木町のふるさと納税

香川県三木町の基礎情報や返礼品をまとめてご覧いただくことができます。

 

寄付上限額シミュレーター

シミュレーターで寄付上限額をチェックしましょう。
ふるさと納税バイブルでは働き方に応じたシミュレーターを用意しています。

同じカテゴリの記事

特集

タグ一覧

  1. ふるさと納税バイブルTOP
  2. 特集
  3. 寄付金の使いみち
  4. 「獅子たちの里」三木町がまちを挙げて取り組む地域振興と教育整備

閉じる

公式Twitter 返礼品おためしキャンペーン