投稿日:2025年7月31日
地域が誇る銘菓やブランド牛、旬の農産物や水産物、店舗や旅行で便利に使用できる電子ポイントなど、ふるさと納税には、バラエティに富んだ返礼品が揃っています。
ふるさと納税の楽しみは、返礼品を選び、受け取ることだけではありません。
縁(ゆかり)のある地方自治体や、お世話になった思い入れのある自治体などへの寄附金の使いみちを選ぶことで、自身の寄附金が町や村に与える影響を知ることも一つの醍醐味となるでしょう。
ふるさと納税バイブルでは、返礼品が目的の寄附だけではない選択肢を知ってもらうために、全国の自治体に寄附金の使いみちを伺い、その想いを発信していきます。
今回取り上げるのは、充実した子育て支援を始め、誰もが安心・安全に暮らせるまちづくりを推進している愛知県安城市の取り組みです。
公園設備が整い、地域に活気がみなぎるまち
愛知県のほぼ中央に位置する安城市は、都市の利便性と自然の穏やかさが調和した、暮らしやすいまちです。新幹線の三河安城駅をはじめ、名古屋市内への電車アクセスも良好で、通勤・通学や休日のレジャーにも便利な立地です。
さらに、2025年4月には大型商業施設「ららぽーと安城」が開業し、買い物や娯楽の選択肢が大きく広がりました。市内には整備の行き届いた公園も数多くあり、自然とのふれあいや家族の憩いの場として、多くの市民に親しまれています。
「安城市には魅力的な公園が数多くあり、充実した遊具や広々とした公園の規模が高く評価されています。観覧車が人気の『堀内公園』や、アミューズメント要素が詰まった『デンパーク』など、設備の整った公園が市内各所に点在し、市外からも多くの皆さんが訪れています」(安城市自治体関係者・以下同)
安城市は子育て支援にも力を入れており、小中学校の給食費が無償化されているほか、高校生までの医療費も公費でまかなわれています。さらに、共働き世帯を支える保育施設や病児保育、一時保育なども充実しており、子育てと仕事の両立をしっかりと支援しています。
また、安城市は魅力的なイベントが開催される活気あるまちです。なかでも、毎年8月に開催される「安城七夕まつり」は、全国から約100万人が訪れる大規模なイベントです。竹飾りやイルミネーションに彩られた幻想的な街並みは、訪れる人々の心を惹きつけています。このお祭りは、地域の活気と文化の豊かさを象徴する行事として市民に愛され続けています。
このように安城市は、快適な生活基盤と豊かな自然環境、充実した子育て支援、そして誇らしい地域文化を備えた、魅力にあふれるまちです。
「子どもを核としたまちづくり」の推進
安城市は、子どもを安心して育てられる環境を整えるとともに、市民の豊かな暮らしと地域の未来を支える力を育んでいます。誰もが「住みたい」と思える、安全・安心で魅力あふれるまちをづくりを目指しています。
その一環として、安城市は2024年4月に「第9次安城市総合計画」を策定しました。これは、子育てや教育、福祉、産業、都市計画など、行政のあらゆる分野が共通で目指す方向性を示すものです。この計画に基づき、将来の少子化を見据えた「子どもを核としたまちづくり」を推進しています。ふるさと納税の寄附金も、まちの未来を支える力として活用され、とくに子育て支援や若い世代へのサポートに役立てられています。
その象徴として、安城市はキャッチコピー 「安城こどもBOOSTERS ― こどもたちを、いちばん応援するまちへ」を掲げ、以下のような多彩な取り組みを展開しています。
子どもの未来を全力で応援―安城こどもBOOSTERS
安城市では、子どもたちの可能性を最大限に引き出し、未来を切り拓く力へと育てるため、「安城こどもBOOSTERS」という取り組みを推進しています。ここでは、出会いから結婚、出産、そして子どもが18歳を迎えるまで、各ライフステージに応じたきめ細やかな施策とサポートで、子育て世代と子どもたちを全力で応援しています。
市民の皆さんとともに、子どもの力が未来を動かす原動力となるよう、安城こどもBOOSTERSでは主に以下の取り組みを行っています。
1.子育て世帯への家計応援
● 小中学校の学校給食費を無償化
学校給食費の無償化に加え、アレルギーなどで給食を利用できない子どもや、市外・特別支援学校に通う子どもについては、保護者に給食費相当額を支給しています。
● 第2子以降の低年齢児保育料を無償化
第1子の年齢や入園の有無、世帯の所得に関わらず、同一世帯の子の中で第2子以降の低年齢児(0~2歳児)の保育料無償化を実施しています。
● 子どもの医療費を無償化
高校生世代(18歳の年度末まで)を対象に、通院にかかる保険診療の自己負担分への助成を拡大し、医療費の無償化を実施しています。
2.共働き応援
● ファミリー・サポート・センター
ファミリー・サポート・センターは、子育ての支援を受けたい方と、支援を提供したい方をつなぐ支援機関です。0歳から小学校6年生までの子どもを対象に、保育施設や学校の終了後、外出時などの一時預かりや、保育施設・学校への送迎などに利用できます。
● 充実した保育環境
安城市では、46の保育園・認定こども園があり、多様な保育ニーズに対応しています。一時保育や休日保育も利用でき、一時保育は保護者のリフレッシュを目的とした利用も月5日まで認められています。今後は保育士を増員し、育休退園の解消と安心して子育てできる環境づくりを目指しています。
3.妊娠・出産応援
● 出産・子育て応援交付金
妊娠届出時から、面談や情報提供を通じて妊婦や子育て家庭を継続的に支援する伴走型相談支援を実施しています。加えて、出産準備金・出産後支援金として各5万円の経済的支援も行い、安心して子育てを始められる環境を整えています。
● 不妊治療の助成
安城市では、不妊治療費として一般不妊治療に年間10万円、生殖補助医療に1クール最大20万円(いずれも自己負担の半額)を助成しています。さらに、妊娠を希望する女性や妊婦の夫などを対象に、風しんの抗体検査と予防接種費用の一部も助成しています。
4.出会い・結婚応援
● 縁むすびプロジェクト
結婚を希望する方に向けて、安心な出会いの場を提供し、人生のパートナー探しをサポートする取り組みです。参加費は無料で、恋愛傾向を分析する「CQパーソナリティ診断」やイベント後の個別フォロー相談など、出会いから結婚までを丁寧に支援します。
● 結婚・新生活の支援
安城市では、結婚などを機に新生活を始める世帯を対象に、新生活にかかる費用の支援を実施しています。夫婦ともに39歳以下の場合は1世帯あたり最大30万円、29歳以下の場合は最大60万円が助成されます。
こうした活動を通じ、安城市の子どもたちが健やかに成長し、安心して子育てができる社会の実現を目指しています。
ずっと住み続けたくなる、安心のまちづくり
安城市では、子どもや子育て世代への支援に加え、将来の人口減少を見据えて、若者の定住促進にも力を入れています。その一環として、2025年より高校生や社会人を対象としたライフプランニング教育をスタートしました。
「若い世代の皆さんが将来の人生や暮らし方について考える機会を持てるよう、この取り組みを始めました。これにより、生徒自身が安城市で描く未来を具体的に想像し、地域とのつながりを深めることを期待しています」
また、安城市では新型コロナウイルスの影響による移住者の減少や、子育て世代の流出といった課題を受け、子育てしやすく、住み続けたくなるまちづくりを積極的に展開しています。
「これまでの取り組みの結果、安城市では、学校の給食費や子どもの医療費の無償化、待機児童ゼロなどを実現することができました。これからも市民の皆さんが安心して暮らし続けられるまちを目指して、さらに取り組みを進めていきたいですね」
しかし残念なことに、このような優れた子育て支援政策や豊かな生活環境が整っているにもかかわらず、市外の多くの人には安城市の魅力が十分に伝わっていないのが現状といいます。
「安城市の暮らしやすいまちづくりは、行政だけでなく、多くの市民の皆さんの協力によって実現しています。今後は、子育て世代を中心とした多くの方にその魅力を知ってもらえるよう、情報発信やPRに力を入れていきたいと考えています」
このように、安城市では未来を見据え、子育て世代や若者が「ここで暮らしたい」と思えるまちづくりを、市民と行政が一体となって進めています。
安城市に寄せられたふるさと納税の寄附金は、子どもたちが健やかに成長でき、誰もが安心して暮らせる地域の実現に役立てられています。ぜひふるさと納税を利用して、安城市の未来を支える応援をしてみてはいかがでしょうか。
ふるさと納税返礼品
1.ユーハイムのバウムクーヘン
安城市内の工場にて、職人の手によって丁寧に焼き上げられたバウムクーヘンです。北海道産バターやマダガスカル産バニラなど厳選素材を使用し、添加物を加えずに仕上げています。ドイツの伝統製法でつくられた、しっとりとした食感と自然な甘みが魅力の逸品です。
2.ベビーチェア
「すくすくチェアGL」は、安城市の育児家具メーカー・大和屋が手がける成長対応型のベビーチェアです。天然木のやさしい風合いと長く使える設計が魅力の、安城市の子育て支援の想いが詰まった、信頼と安心の商品です。
安城市へのふるさと納税は、まちの未来を支える取り組みであると同時に、魅力ある返礼品を通じて安城市の豊かな恵みを体感していただける機会にもなります。ふるさと納税を通じて、こうした取り組みを応援し、安城市の未来をともに支えてみませんか。
自治体情報
安城市は、愛知県のほぼ中央に位置し、名古屋市から約30kmの距離にある中核都市です。1952年に市制が施行され、県内で13番目の市として誕生しました。
人口は約19万人、面積は86.05平方キロメートルと比較的コンパクトな都市ながら、都市機能と自然環境が調和した暮らしやすいまちとして、子育て世代や移住希望者から注目を集めています。
この地域は、かつて明治用水の整備により農業が大きく発展し、「日本デンマーク」と呼ばれたことでも知られています。その後、自動車関連企業の進出や住宅地の開発が進み、農業・工業・商業のバランスが取れた都市へと成長しました。
現在の主要産業は、自動車関連を中心とする製造業に加え、米・小麦・大豆・いちじく・梨などを生産する農業、さらに大型商業施設を含む商業分野の発展も挙げられます。
安城市のふるさと納税
愛知県安城市の基礎情報や返礼品をまとめてご覧いただくことができます。
